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『知的障害教育の場とグレーゾーンの子どもたち――インクルーシブ社会への教育学』

堤 英俊 20190326 東京大学出版会,251p.

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last update: 20200116

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『知的障害教育の場とグレーゾーンの子どもたち――インクルーシブ社会への教育学』


■堤 英俊 20190326 『知的障害教育の場とグレーゾーンの子どもたち――インクルーシブ社会への教育学』,東京大学出版会,251p.ISBN-10: 4130562290 ISBN-13: 978-4130562294 5000+ [amazon][kinokuniya]

■内容

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知的障害教育と通常教育の分離と統合の言説の歴史を三木安正らの議論に振り返り、日本におけるインクルーシブ教育への道筋を、当事者の子らの生活世界をみつめることから創出しようとする試み。いま多くの軽度・境界域の障害の子どもを擁するようになった特別支援学級・学校で、子ども達は分離と統合の時間をどう生きているか。


■目次

はしがき
序章 日本におけるインクルーシブ教育への葛藤

第I部 知的障害教育の場とは
第1章 知的障害教育の歴史――言説のヘゲモニー争いに着目して
第2章 「場の分離」を正当化するロジック――三木安正の精神薄弱教育論を手がかりに
第3章 通常教育の場と知的障害教育の場の関係性――学校教育システム上の協働・分業に着目して

第II部 通常教育の場から知的障害教育の場へと流れ込む子どもたち
第4章 知的障害教育の場への流れ込みという社会的現象
第5章 知的障害教育の場へと転入したグレーゾーンの子どもの学校経験をつかむ方法
第6章 知的障害教育の場への転入と適応の過程I――特別支援学級の事例
第7章 知的障害教育の場への転入と適応の過程II――特別支援学校の事例
第8章 知的障害教育の場へと転入したグレーゾーンの子どもの学校経験――教師との相互行為に着目して

終章 日本におけるインクルーシブ教育への道筋と着手点
あとがき


■著者略歴

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堤/英俊(つつみ ひでとし)
1980年福岡県生まれ、早稲田大学第一文学部教育学専修卒業、東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。私立旭出学園(特別支援学校)教諭、日本学術振興会特別研究員D2を経て、2014年より都留文科大学教養学部学校教育学科専任講師。専門は教育学、特別支援教育、インクルーシブ教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


■引用



■書評・紹介



■言及





*作成:岩ア 弘泰
UP: 20200116 REV:
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