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『あたかも壊れた世界――批評的、リアリズム的』
小泉 義之
20190310 青土社,230p.
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last update: 20190315
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小泉 義之
20190310 『あたかも壊れた世界――批評的、リアリズム的』,青土社,230p.ISBN-10: 479177146X ISBN-13: 978-4791771462 2000+
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■内容
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「世界は概念で出来上がっているから、作品は否応なくリアリティを有してしまう」
生や狂気の問題を真正面から見据え、既存の価値観にしばられない思想を展開している著者が、その態度で「作品」と向き合うとき、いったい何が見えるのか。
現代を代表する哲学者による初の批評集。
「BOOK」データベースより
生や狂気の問題を真正面から見据え、既存の価値観にしばられない思想を展開している著者が、その態度で「作品」と向き合うとき、いったい何が見えるのか。現代を代表する哲学者による初の批評集。
著者略歴(「BOOK著者紹介情報」より)
小泉/義之
1954年札幌市生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程哲学専攻退学。現在、立命館大学教授。専攻は、哲学・倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
第1部
身体的(不安のビオス、恐怖のゾーエー(楳図かずお)
デッドエンド、デッドタイム――一九七八年以来の現代思想における(ゾンビ)
人形使いに対する態度――公安九課バトーと中山正巡査(押井守『イノセンス』)
サイボーグ時代の終焉――錬成陣の構築式を血肉化する主体(荒川弘『鋼の錬金術師』)
No Sex, No Future――異性愛のバイオ化・クィア化を夢みることについて(岩明均『寄生獣』))
第2部
精神的(奇妙な愛が、われわれを見放すときは決して来ないからには(王兵『収容病棟』)
夢でもし逢えたら、素敵なことね(古屋兎丸)
心理の主体、皮膚の主体(クリストファー・ノーラン『メメント』)
ロバの鳴き声――デカルト的白痴からドストエフスキー的白痴へ(ドストエフスキー『白痴』))
第3部 社会的(あたかも壊れた世界―犯人の逮輔と事件の逮輔(西尾維新『きみとぼくの壊れた世界』)
おフランスの現代思想ざんす――「真理の殉教者」としてのイヤミ(赤塚不二夫『おそ松くん』)
不幸を追求する権利(古谷実『ヒメアノ~ル』)
モグラとサルの闘争――古谷実の反ブルジョア精神(古谷実)
ゲーム仕掛けの神――山本直樹『ビリーバーズ』を読む(山本直樹『ビリーバーズ』))
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:
安田 智博
UP: 20190307 REV: 20190315
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哲学/政治哲学(political philosophy)/倫理学
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身体×世界:関連書籍
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