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『ユマニチュードと看護』

本田 美和子・伊東 美緒 編 20190215 医学書院,200p.

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last update: 20190527

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■本田 美和子・伊東 美緒 編 20190215 『ユマニチュードと看護』,医学書院,200p.ISBN-10: 4260038788 ISBN-13: 978-4260038782 2000+ [amazon][kinokuniya]

■内容

 対象者の劇的変化から「魔法のような技術」と称され,注目を集めてきたユマニチュード.実践者たちは,どのようにユマニチュードを活用し、理想的ケアを「現実」のものにしてきたのか.哲学・技術・教育・実践・管理・エビデンス――これからユマニチュード実践を着実にし,医療現場のケアを改革したい人が知っておきたいエッセンスを1冊に凝縮。緩和ケア領域など「認知症ケアだけじゃない!
」というリアルな現場の手応えも収載.



■目次

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序章 ユマニチュードを看護へ
[座談会] 実は、ユマニチュードは急性期病院から始まった(井部俊子/イヴ・ジネスト/本田美和子)
ユマニチュードが聖路加に来た日(井部俊子)
[インタビュー] 川嶋みどり氏、ユマニチュードを語る

第1章 ユマニチュードとは何か
[イヴ・ジネスト講演録] 「これがユマニチュードだ」
ユマニチュードのケアメソッド(伊東美緒/本田美和子)
最も困難なケースにこそ活用できる技術(伊東美緒)
[Q&A]「ユマニチュードは何が違うか」(本田美和子/イヴ・ジネスト/伊東美緒)

第2章 いかに活用するか
[座談会] 「環境づくりの極意」(司会:本田美和子 導入施設管理者:宗形初枝/小川聡子/田中とも江/川崎つま子 スーパーバイズ:イヴ・ジネスト)
[座談会]「仲間の変革を支える極意」(司会:本田美和子 インストラクター:杉本智波/安藤夏子/森山由香/安武澄夫/大島寿美子)
[インストラクター実践録]人生にかかわってこそユマニチュード(森山由香)/死を前にした彼が教えてくれたこと――ターミナル期におけるユマニチュードの意義(安藤夏子)
[実践録アーカイブ]一歩足を踏み出した看護師たち
ユマニチュードを試行して生まれる違いの実感と「正のスパイラル」(伊東美緒)
認知機能が低下している患者さんの「意思」を尊重する(伊東美緒)

第3章 エビデンス・研究
研究で明らかにされるユマニチュードの有効性(本田美和子)
[医学]コミュニケーションは「処方可能な」治療の手段となる(本田美和子)
[リハビリテーション医学]「関係性障害の改善」と「立つこと」で回復する(山口晴保)
[精神医学]日本の「認知症精神科医療」とユマニチュード(上野秀樹)
[情報学]「達人の技」の細部を分析─ユマニチュードの“見える化”(竹林洋一)
[イヴ・ジネストコラム]InformationからCommunicationへ
[情報学]「五感」をも定量化できる時代へ(中澤篤志)
[心理学] 「魔法」の心理学的解明に向けて(吉川左紀子)

あとがき

■引用



■書評・紹介



■言及





*作成:岩ア 弘泰
UP: 20190708 REV:
身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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