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『貧困を救えない国 日本』

阿部 彩・鈴木 大介 編 20181029 PHP研究所,PHP新書,332p.

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last update: 20190708

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■阿部 彩・鈴木 大介 編 20181029 『貧困を救えない国 日本』,PHP研究所,PHP新書,332p.ISBN-10: 456983583X ISBN-13: 978-4569835839 920+ [amazon][kinokuniya]

■内容

amazonより

 日本の相対的貧困率は15.7%(2015年。相対的貧困とは、2015年現在では手取りの年間所得が一人暮らしの世帯で122万円以下、4人世帯で244万円以下の世帯を指す)。人数で言えば1900万人以上にも上るが、日本には本当の貧困なんてないと言う人もいる。そんな人にこそ伝えたい現実がある。一時的にせよ「飢えた」状態に置かれてしまい、万引きをしなければ食べ物にありつけない貧困家庭の子どもは少なくないのだ。
本書では貧困問題のリアルと本質について、社会調査とデータのエキスパートと、貧困家庭の現場を徹底して見聞きしてきたライターが語り合う。貧困への無理解に対抗するための本音対談。
●欧州はなぜ社会福祉が整備されているのか●新築の家などの『強制出費』は罪が重い●貧困家庭の冷蔵庫はものでいっぱい。ただし、賞味期限切れの食べ物ばかり●地方の若者の刹那主義●なぜ貧困を放置してはいけないのか●貧困対策を徹底的に考える●政治家も官僚も、世論を恐れている

内容(「BOOK」データベースより)
日本の相対的貧困率は15.7%(2015年)にも上るが、日本には本当の貧困なんてないと言う人もいる。そんな人にこそ伝えたい現実がある。一時的にせよ「飢えた」状態に置かれてしまい、万引きをしなければ食べ物にありつけない貧困家庭の子どもは少なくないのだ。本書では貧困問題のリアルと本質について、社会調査とデータのエキスパートと、貧困家庭の現場を徹底して見聞きしてきたライターが語り合う。貧困への無理解に対抗するための本音対談。

■目次

まえがき

第一章 間違いだらけの「日本の貧困」
第二章 なぜ貧困を放置してはいけないのか?
第三章 誰が貧困を作っているのか?
第四章 メディアと貧困
第五章 精神疾患が生み出す貧困
第六章 地方の貧困と、政治を動かす力
第七章 財源をどこに求めるか
第八章 支援者の問題
第九章 貧困対策を徹底的に考える

■著者略歴

amazonより

「BOOK著者紹介情報」より

阿部/彩

社会政策学者。首都大学東京人文社会学部教授。マサチューセッツ工科大学卒業。タフツ大学フレッチャー法律外交大学院修士号・博士号取得。国際連合、海外経済協力基金、国立社会保障・人口問題研究所などを経て2015年より現職。専門は貧困、社会的排除、社会保障論

鈴木/大介

1973年千葉県生まれ。文筆業。触法少年や家出少女などの取材を重ね『家のない少女たち』(宝島社)などを発表。41歳のときに脳梗塞に罹患し、高次脳機能障害を背負う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■引用



■書評・紹介



■言及





*作成:岩ア 弘泰
UP: 20190708 REV:
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