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『「混血」と「日本人」――ハーフ・ダブル・ミックスの社会史』

下地ローレンス 吉孝 20180913 青土社,450p.

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last update:20181115

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■下地ローレンス 吉孝 20180913 『「混血」と「日本人」――ハーフ・ダブル・ミックスの社会史』,清土社,450p. ISBN-10:4791770943 ISBN-13:978-4791770946 3200+ [amazon][kinokuniya]

■内容

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内容紹介

かくもあいまいな「日本人」の境界を生きる。
「日本人」の境界線はどのように引かれているのか。その境界は、いかに生きられているのか。
混血、あいのこ、ハーフ、ミックス、ダブル…ときに侮蔑的な言葉を浴びせられ、差別され、
あるときには羨望のまなざしで見つめられながら、「日本人」と「外国人」のはざまを生きてきた人びと。
かれらの生きた戦後史と、現代を生きるかれらの生活史をたどることで、
もうひとつの「日本」の輪郭線が浮かび上がる。戦後史研究の新たな展開。

出版社からのコメント

[著者] 下地ローレンス吉孝(しもじ・ろーれんす・よしたか)
1987年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。専門は社会学・国際社会学。
現在、 港区立男女平等参画センターに事業コーディネーターとして勤務 。
論文に「戦後日本社会の「混血」「ハーフ」をめぐる言説編成と社会的帰結:人種編成論と節合概念の批判的援用」(『社会学評論』、2017年)、
「「混血児」をめぐる境界策定」(『歴史評論』第815号、2018年)などがある。

内容(「BOOK」データベースより)

「日本人」の境界線はどのように引かれているのか。その境界は、いかに生きられているのか。混血、あいのこ、ハーフ、ミックス、ダブル…ときに侮蔑的な言葉を浴びせられ、差別され、あるときには羨望のまなざしで見つめられながら、「日本人」と「外国人」のはざまを生きてきた人びと。かれらの生きた戦後史と、現代を生きるかれらの生活史をたどることで、もうひとつの「日本」の輪郭線が浮かび上がる。戦後史研究の新たな展開。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

下地/ローレンス吉孝
1987年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。専門は社会学・国際社会学。現在、港区立男女平等参画センターに事業コーディネーターとして勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

 序章

第1部 「混血」の戦後史
 第1章 敗戦と「混血児問題」の時代 一九四五〜一九六九年
 第2章 豊かさと「ハーフ」の時代 一九七〇〜一九八九年
 第3章 「多文化共生」と「ダブル」の時代 一九九〇〜二〇〇〇年
 第4章 「ハーフ」の多様化の時代 二〇一〇〜

第2部 「混血」の生活史
 第5章 「あなたはナニジン?」――日常生活における人種経験
 第6章 「ハーフ」の捉えがたさ
 第7章 「日本人らしさ」がもたらす人種化の力学――家族・学校・労働・ストリートの現場から
 第8章 「日本人」と「外国人」に二分される世界を生きる

 終章

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:岩ア 弘泰
UP:20181115 REV:
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