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『「自己決定権」という罠――ナチスから相模原障害者殺傷事件まで』

小松 美彦・今野 哲男 20180831 言視舎,324p.

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last update: 20190311

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小松 美彦・今野 哲男 20180831 『「自己決定権」という罠――ナチスから相模原障害者殺傷事件まで』,言視舎,324p.ISBN-10: 4865651276 ISBN-13: 978-4865651270 2400+ [amazon][kinokuniya] ※ be. l

■内容

 「脳死・臓器移植」の推進、「人間の尊厳」による「安楽死・尊厳死」の推進は、ナチスの発想と同根である。
マスコミが伝えない事の真相を、豊富な実例を挙げながら、詳細に解説。
いま静かに恐ろしい事態が進行している。
「自己決定権」と「人間の尊厳」がむすびつき、ナチス顔負けの人間選別思想を内包する法律が大手を振るい、「人間の尊厳」を標榜する者が想像を絶する事件を引き起こした。
出版社からのコメント
マスコミが伝えない事の真相を、豊富な実例を挙げながら、詳細に解説。
内容(「BOOK」データベースより)
「自己決定権」と「人間の尊厳」がむすびつき、ナチスの発想と同様の「脳死・臓器移植」や「安楽死・尊厳死」が推進されている。そして「人間の尊厳」を標榜する者が想像を絶する事件を引き起こした。
著者について
小松美彦
1955年生まれ。東京大学大学院理学系研究科・科学史科学基礎論博士課程単位取得退学。現在、東京大学大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター教授。科学史、生命倫理学専攻。
著書『死は共鳴する―脳死・臓器移植の深みへ』(頸草書房)
『生権力の歴史―脳死・尊厳死・人間の尊厳をめぐって』(青土社)ほか。
今野哲男
1953年生まれ。編集者・ライター、著書に『評伝
竹内敏晴』(言視舎)。吉本隆明、木村敏、鷲田清一らの聞き手を務め単行本を多数制作。
著者略歴
(「BOOK著者紹介情報」より)
小松/美彦
1955年東京生まれ。1989年、東京大学大学院理学系研究科・科学史科学基礎論博士課程単位取得退学。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。博士(学術、東京大学)。専攻は、科学史・科学論、生命倫理学
今野/哲男
1953年生まれ。編集者・ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

序章 「自己決定権」とは何か
1章 私はなぜ自己決定権を認めないのか
2章 自己決定と自己決定権はどう違うのか
3章 自己決定権と福祉国家の行方
4章 死をめぐる感性、批判をめぐる感性
5章 ノンと言いつづけることの重要さについて
終章 自己決定権批判の課題はどこにあるのか
増補1章 「自己決定権」をめぐる2018年の状況
増補2章 鏡としての「相模原障害者殺傷事件」

■引用



■書評・紹介



■言及





*作成:安田 智博
UP: 20190311 REV:
生命倫理 bioethics  ◇生活・生存  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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