『あそび/労働/余暇の社会学――言語ゲーム・連字符カテゴリー・知識社会学を介した行為論』
ましこ・ひでのり 20180630 三元社,251p.
last update:20180914
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ましこ・ひでのり 20180630 『あそび/労働/余暇の社会学――言語ゲーム・連字符カテゴリー・知識社会学を介した行為論』,三元社,251p. ISBN-10:4883034615 ISBN-13:9784883034611
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■内容
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遊ぶ/はたらくことで、現代人は一体なにをやっているのか?
「連字符(ハイフン)社会学」(マンハイム)と「理念型」、そして「言語ゲーム」「家族的類似」(ヴィトゲンシュタイン)など社会学/哲学の提供してきた視座から、《あそび》と《しごと》の多義性・連続性をあきらかにすることで、労働/遊戯/余暇の本質を立体的=可視的にうきぼりにする。
「BOOK」データベースより
「連字符‐社会学」(マンハイム)と「理念型」、そして「言語ゲーム」「家族的類似」(ヴィトゲンシュタイン)など社会学/哲学の提供してきた視座から、“あそび”と“しごと”の多義性・連続性をあきらかにすることで、労働/遊戯/余暇の本質を立体的=可視的にうきぼりにする。
著者について
1960年茨城県うまれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了(博士:教育学)。日本学術振興会特別研究員などをへて、現在、中京大学国際教養学部教授(社会学)。主要著作:『日本人という自画像』、『ことばの政治社会学』、『増補新版 イデオロギーとしての「日本」』、『あたらしい自画像』、『増補新版 たたかいの社会学』、『幻想としての人種/民族/国民』、『知の政治経済学』、『社会学のまなざし』、『愛と執着の社会学』、『加速化依存症』、『ゴジラ論ノート』『コロニアルな列島ニッポン』(以上単著、三元社)。
共著に「社会言語学」刊行会編『社会言語学』(1-17号+別冊2)、真田信治・庄司博史編『事典 日本の多言語社会』(岩波書店)、前田富祺・野村雅昭編『朝倉漢字講座5 漢字の未来』(朝倉書店)、Mark ANDERSON, Patrick HEINRICH ed.“Language Crisis in the Ryukyus”Cambridge Scholars Publishingほか。
■目次
1部 理念型を介した労働概念の再検討(はじめに:理念型としての「連字符(ハイフン)労働」の提起
連字符労働1=対生命労働(ヒトを含めた動植物へのはたらきかけ)
連字符労働2=対物労働(非生命へのはたらきかけ) ほか)
2部 理念型を介したゲーム概念の再検討(理念型「連字符ゲーム」の提起による「ゲーム理論2」の提起
連字符ゲーム1:対生命ゲーム(動植物あいてのあそび)
連字符ゲーム2:対物ゲーム(非生命へのはたらきかけ) ほか)
3部 「連字符労働」/「連字符ゲーム」からみた「労働/あそび/やすみ」(「連字符労働/ゲーム」概念の解析を介した労働/遊戯概念
「はたらく/あそぶ」解析からとらえかえす「いきる」)
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:岩ア 弘泰