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『731部隊と戦後日本――隠蔽と覚醒の情報戦』
加藤 哲郎(かとう てつろう) 201805 花伝社,232p.
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last update: 20220308
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■加藤 哲郎 201805 『731部隊と戦後日本――隠蔽と覚醒の情報戦』,花伝社,232p. ISBN-10: 4763408550 ISBN-13: 978-4763408556 1700+
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[kinokuniya]
※ mw
■内容
amazonより
出版社からのコメント
2018年4月、731部隊ら3607人の実名を記した名簿が開示されました。
本書は、GHQによる731部隊免責の系譜のみならず、いかに731部隊がシベリア抑留やゾルゲ事件、薬害エイズなどの戦中戦後史と密接に関わっているのかをわかりやすく示したものです。
内容(「BOOK」データベースより)
ソ連のスパイ、ゾルゲが握った細菌戦の情報。プリンスと呼ばれた首相の息子・近衛文隆の、戦犯収容所での不審死。『政界ジープ』、ミドリ十字、731部隊戦友会、日本イスラム教団教祖…残虐な人体実験の中心的医師、二木秀雄がたどる戦後の数奇な運命。ゾルゲ事件、731部隊、シベリア抑留―すべてが絡み合う戦争の記憶。
■著者紹介
kinokuniyaより
加藤 哲郎
[カトウ テツロウ]
1947年岩手県生まれ。東京大学法学部卒業、博士(法学)。一橋大学名誉教授。英国エセックス大学、米国スタンフォード大学、ハーバード大学、ドイツ・ベルリン・フンボルト大学客員研究員、インド・デリー大学、メキシコ大学院大学、早稲田大学大学院政治学研究科客員教授等を歴任。専門は政治学・比較政治・現代史。
■目次
1 戦争の記憶―ゾルゲ事件、七三一部隊、シベリア抑留(ゾルゲ事件から七三一部隊へ;戦犯にされなかった七三一部隊の医師たち;七三一部隊性病担当医師二木秀雄の奇妙な戦後;七三一部隊柄沢十三夫と近衛文隆のソ連抑留同時死;近衛文隆遺文「夢顔さんによろしく」の謎)
2 七三一部隊の隠蔽・免責・復権と二木秀雄(七三一部隊の戦後―NHKスペシャル「731部隊の真実」の衝撃;一般隊員の「三つの掟」と幹部たちの隠蔽工作;人体実験データ提供とバーターでの戦犯不訴追・免責;GHQ・厚生省と結託した医学者たちの復権;二木秀雄の役割と「留守名簿」三六〇七人の発見)
3 戦後時局雑誌の興亡―『政界ジープ』対『真相』(七三一部隊・二木秀雄の右派時局雑誌『政界ジープ』;日本共産党員佐和慶太郎の左派バクロ雑誌『真相』;ソ連ハバロフスク裁判をめぐる『真相』対『政界ジープ』;医学雑誌と血液銀行、精魂舎による七三一部隊の再組織;ゴシップ誌、総会屋、裏世界に受け継がれた二木秀雄の宣伝術)
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:
岩ア 弘泰
UP: 20220308 REV:
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戦争と医学
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