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『続・人類と感染症の歴史――新たな恐怖に備える』
加藤 茂孝(かとう・しげたか) 20180515 丸善出版,225p.
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last update: 20190509
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■加藤 茂孝 20180515 『続・人類と感染症の歴史――新たな恐怖に備える』,丸善出版,225p.ISBN-10: 4621302949 ISBN-13: 978-4621302941 2200+
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※ h01
■内容
amazonより
死に至る病がすぐそこにある。……といわれてもなかなか想像がつかないかもしれない。
しかし、2014年には「エボラウイルス病(エボラ出血熱)」によって西アフリカを中心に1万人を超える人が亡くなり、日本国内でも感染の疑いのありといわれて緊張が走る瞬間があった。
また、「梅毒」として報告された患者数は調査が始まって以来最多となっている。実は感染症は案外身近に潜んでいて、人間のすきを狙っているのかもしれない。
本書では前作とは異なる、現代日本でも身近な8つの感染症について、どのように感染症が発生したのか、広がる感染症に医療や行政がどのような対策をしてきたのかをひもとく。
好評だった医学や生物学の専門知識がなくても読み進められる語り口はそのままに、知っておきたい感染症の知識が詰め込まれている。
内容(「BOOK」データベースより)
有史以来、人の死因の第1位は感染症であった。医学の進歩だけでなく、人々の中の差別意識、不安感を減らし、貧困から脱却し、公衆衛生行政を効率化していかなければ、感染症被害を抑えることは難しい。しかし私たちは歴史からよい方法を学ぶことができる。よりよく生きるために、「人はなんの原因で死ぬのか」本書とともに考えてほしい。
■目次
1.2014年夏
2.HIV/AIDS――チンパンジーから入った20世紀の病
3.ハンセン病――苦難の歴史を背負って
4.狂犬病――パスツールがワクチン開発
5.マラリア――ツタンカーメンも感染、パナマ運河開通の遅れ
6.梅毒――コロンブスの土産、ペニシリンの恩恵
7.コレラ――激しい脱水症状
8.エボラウイルス病――コウモリ由来の病?
9.SARSとMERS――コロナウイルスによる重症呼吸器疾患
10.常に備えを――進歩する医学、しかし感染症は絶えない
あとがきにそえて
■著者について
amazonより
加藤 茂孝(かとう・しげたか)
1942年生まれ、三重県出身。東京大学理学部卒業、理学博士。国立感染症研究所室長、米国疾病対策センター(CDC)客員研究員、理化学研究所チームリーダーを歴任。専門はウイルス学、特に風疹ウイルス、麻疹・風疹ワクチン。妊娠中の胎児の風疹感染を風疹ウイルス遺伝子で検査する方法を開発。
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:
岩ア 弘泰
UP: 20190509 REV:
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医学史・医療史
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