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『非正規・単身・アラフォー女性ーー「失われた世代」の絶望と希望』

雨宮 処凛 20180530 光文社,232p.

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last update:20210518

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雨宮 処凛 20180530 『非正規・単身・アラフォー女性ーー「失われた世代」の絶望と希望』,光文社,232p. ISBN-10:4334043534 ISBN-13:978-4334043537 780+ [amazon][kinokuniya] ※ n05

■内容

紹介

現在のアラフォーは「受難の世代」ーー。
過酷な受験競争を強いられたこの世代は、
社会に出る頃にはバブルが崩壊し、就職氷河期にぶつかる。
そのため、彼ら・彼女らの多くがフリーターや派遣という非正規人生となった。
その後も、ワーキングプア、リーマンショック、派遣切りといった言葉に象徴される茨の道を歩み、
「失われた20年」とともに生きてきた。
特に現在、アラフォー女性の約半数は非正規。
お金の問題にとどまらず、結婚、出産、病気、老い、介護、孤独といった問題にも直面している。
自ら「非正規・単身・アラフォー女性」である著者が、同世代の女性にインタビュー。
数多くの不安を抱えて生きる現代アラフォー女性たちの「証言」から何が見えてくるのか。
巻末にライター・栗田隆子氏との対談を収録。

著者略歴

雨宮処凛(あまみやかりん)
1975年北海道生まれ。作家・活動家。
バンギャル、フリーターなどを経て
2000年、自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版/ちくま文庫)でデビュー。
以来、いじめやリストカットなど、自身も経験した「生きづらさ」についての著作を発表する一方、
2006年からは、格差・貧困問題に取り組み、取材・執筆・運動中。
著書に『女子と貧困』(かもがわ出版)、『一億総貧困時代』(集英社インターナショナル)、
『「女子」という呪い』(集英社クリエイティブ)など多数。

■目次

【第一部】非正規という働き方
【第二部】アラフォー女性と婚活
【第三部】生きづらさを抱えながら
【第四部】親の介護、その時どうする?
【巻末対談】「一人暮らし」が孤独を意味しない社会へ ーー 栗田隆子×雨宮処凛

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:今井 浩登
UP:20210518 REV:
ネオリベラリズム 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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