HOME > BOOK >

『格差社会と労働市場ーー貧困の固定化をどう回避するか』

樋口 美雄・石井 加代子・佐藤 一磨 20180324 慶應義塾大学出版会,244p.

Tweet
last update:20210823

このHP経由で購入すると寄付されます


■樋口 美雄・石井 加代子・佐藤 一磨 20180324 『格差社会と労働市場ーー貧困の固定化をどう回避するか』,慶應義塾大学出版会,244p. ISBN-10:4766425073 ISBN-13:978-4766425079 3600+ [amazon][kinokuniya] ※ e03, w01, p06

■内容

紹介

内容(「BOOK」データベースより)
「一億総中流」時代が去り、日本でも所得、資産はもとより就業機会、教育から時間貧困、健康に至るまで、格差が拡がっている。新たなパネルデータを使ってこの主因を解明し、不平等の拡大と固定化をストップさせるための方策を「雇用モデルの変容」「最低賃金や能力開発支援等の積極的雇用政策」「教育の機会均等」「税や社会保険・社会保障給付」など労働経済学の視点から分析する本格的研究。

著者略歴

樋口美雄[ヒグチヨシオ]
慶應義塾大学商学部教授。1952年生まれ。80年、慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了。博士(商学)。82年、同大商学部助教授。85‐87年、米国コロンビア大学客員研究員。91年、慶應義塾大学商学部教授。95‐96年、米国スタンフォード大学客員研究員、オハイオ州立大学招聘客員教授。2005‐08年、国民生活金融公庫総合政策研究所所長を兼務。09‐13年、慶應義塾大学商学部長。09‐14年、内閣府統計委員会委員長。12年、日本経済学会会長

石井加代子[イシイカヨコ]
慶應義塾大学経済学部特任講師。1978年生まれ。慶應義塾大学商学部卒業、London School fo Economics and Political Science修了(MSc取得)、慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。医療経済研究機構を経て現職

佐藤一磨[サトウカズマ]
拓殖大学政経学部准教授。1982年生まれ。2010年、慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。博士(商学)。プライス・ウォーターハウス・クーパース株式会社アソシエイト、明海大学経済学部専任講師等を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

■目次

第1章 日本の所得格差は拡大したのかー固定化が進んでいるのか
第2章 労働市場はどう変わったかー各国における雇用・就業率・失業率・生産性・賃金格差の変化とわが国の特徴
第3章 非正規労働者の増加は所得格差を拡大させたのか
第4章 非正規労働者の賃金引き上げに何が有効かー最低賃金、同一労働・同一賃金、無期転換、能力開発支援
第5章 リーマン・ショックは所得格差にどのような影響を与えたかー景気変動と有配偶世帯の所得格差
第6章 所得格差は医療サービスのアクセスビリティに影響しているか
第7章 時間貧困・経済貧困は生活の質と健康にどう影響しているか
第8章 教育は所得階層の固定化をもたらしているかー求められる教育の機会均等諸施策

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:今井 浩登
UP:20210823 REV:
平等/不平等/格差 労働貧困身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
TOP HOME (http://www.arsvi.com)