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『当事者が支援するーー薬物依存からの回復 ダルクの日々パート2』

南 保輔・中村 英代・相良 翔 編 20180226 春風社,272p.

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last update:20210819

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■南 保輔・中村 英代・相良 翔 編 20180226 『当事者が支援するーー薬物依存からの回復 ダルクの日々パート2』,春風社,272p. ISBN-10:4861105846 ISBN-13:978-4861105845 2000+ [amazon][kinokuniya] ※ d07

■内容

紹介

内容(「BOOK」データベースより)
なぜ薬物に依存するのか?依存からの回復とは何か?薬物依存の経験者が支援者となる意義はどこにあるのか?薬物依存からの回復支援施設ダルク。新たな仲間を支援しながら自らの回復をつむぐ、スタッフ11人のライフヒストリー集。

著者略歴

南保輔(みなみ やすすけ)編者
現在、成城大学文芸学部マスコミュニケーション学科教員。著書に『海外帰国子女のアイデンティティ−−生活経験と通文化的人間形成』(単著,恒星社厚生閣,2000年)。論文に「薬物使用経験を『わかる』の3基盤−−「矯正教育プログラム(薬物非行)」の質的分析」(『コミュニケーション紀要』26: 1-30, 2015年),「引用発話・再演・リハーサル−−フレームの複合性と経験の自在性」(中河伸俊ほか編『触発するゴフマン−−やりとりの秩序の社会学』新曜社,148-157, 2015年)など。

中村英代(なかむら ひでよ)編者
現在、日本大学文理学部社会学科教員。著書に『社会学ドリルーこの理不尽な世界の片隅で』(単著,新曜社,2017年),『摂食障害の語りー〈回復〉の臨床社会学』(単著,新曜社,2011年)。論文に「『ひとつの変数の最大化』を抑制する共同体としてのダルクー薬物依存からの回復支援施設の社会学的考察」(『社会学評論』66(1): 498-515,2016年)など。

相良翔(さがら しょう)編者
現在、埼玉県立大学保健医療福祉学部助教。著書に『現代社会論ー社会学で探る私たちの生き方』(共著,有斐閣,2015年)など。論文に「ダルクにおける薬物依存からの回復に関する社会学的考察ー『今日一日』に焦点をおいて」(『福祉社会学研究』10: 148-170,2013年)「薬物依存からの『回復』に向けた契機としてのスリップーダルク在所者へのインタビュー調査から」(『保健医療社会学論集』25(2): 63-72,2015年)など。
森一平(もり いっぺい)
現在、帝京大学教育学部教員。著書に『概念分析の社会学2ーー実践の社会的論理』(分担執筆,ナカニシヤ出版,2016年),論文に「授業会話における発言順番の配分と取得ーー『一斉発話』と『挙手』を含んだ会話の検討」(『教育社会学研究』94: 153-172,2014年)など。

伊藤秀樹(いとう ひでき)
現在、東京学芸大学教育学部講師。著書に『高等専修学校における適応と進路ー後期中等教育のセーフティネット』(単著,東信堂,2017年),『ライフデザインと希望』(分担執筆,勁草書房,2017年)など。論文に「薬物依存からの『回復』と『仲間』ーダルクにおける生活を通した『欲求』の解消」(相良翔と共著,『年報社会学論集』(29): 92-103,2016年)など。

■目次

1 若手スタッフ編(なんでとまったかよくわからない;自然体で生きる;先は見えないが今は居心地がいい)
2 中堅スフッタ編(裸の自分と向き合う;昔いた場所にメッセージを運ぶ;生き方を探りつづけて)
3 ベテランスタッフ編(回復はつまらない;あるとき「あっもうぜんぶどうでもいいや」と思った;職員が入寮者の足を引っぱることがないように ほか)

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:今井 浩登
UP:20210819 REV:
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