『利己的な遺伝子』
Dawkins, Richard 1976 The Selfish Gene, Oxford University Press, 496p.
=20180226 日高 敏隆・岸 由二・羽田 節子・垂水 雄二 訳,紀伊國屋書店, 584p.
last update:20210728
■Dawkins, Richard 1976
The Selfish Gene,Oxford University Press,496p.
=20180226 日高 敏隆・岸 由二・羽田 節子・垂水 雄二 訳 『利己的な遺伝子』,紀伊國屋書店, 584p. ISBN-10:431401153X ISBN-13:978-4314011532 2700+
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■内容
紹介
内容(「BOOK」データベースより)
私たちはなぜ、生き延びようと必死になり、恋をし、争うのか?本書で著者は、動物や人間の社会で見られる、親子間の対立や保護行為、夫婦間の争い、攻撃やなわばり行動などがなぜ進化したかを、遺伝子の視点から解き明かす。自らのコピーを増やすことを最優先にする遺伝子は、いかに生物を操るのか?生物観を根底から揺るがし、科学の世界に地殻変動をもたらした本書は、1976年の初版刊行以来、分野を超えて多大な影響を及ぼし続けている古典的名著である。
著者略歴
ドーキンス,リチャード[ドーキンス,リチャード] [Dawkins,Richard]
1941年ナイロビ生まれ。オックスフォード大学時代は、ノーベル賞を受賞した動物行動学者ニコ・ティンバーゲンに師事。その後、カリフォルニア大学バークレー校を経て、オックスフォード大学で講師を務めた。1976年刊行の処女作『利己的な遺伝子』は世界的ベストセラーとなり、世界にその名を轟かせた。その後の社会生物学論争や進化論争においては、常に中心的な位置から刺激的かつ先導的な発言をしており、欧米で最も人気の高い生物学者の一人となる
日高敏隆[ヒダカトシタカ]
1930年生まれ。東京大学理学部動物学科卒業。京都大学名誉教授。動物行動学者。1975年の著書『チョウはなぜ飛ぶか』(岩波書店)で毎日出版文化賞受賞。2001年に『春の数えかた』(新潮文庫)で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。2008年瑞宝重光章受章。2009年歿
岸由二[キシユウジ]
1947年生まれ。東京都立大学理学研究科博士課程退学(理学博士)。慶應義塾大学名誉教授。専門は進化生態学。流域アプローチによる都市再生論を研究、実践。NPO法人小網代野外活動調整会議代表理事。NPO法人鶴見川流域ネットワーキング代表理事
羽田節子[ハネダセツコ]
1944年生まれ。東京農工大学卒業。2013年歿
垂水雄二[タルミユウジ]
1942年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。出版社勤務を経て翻訳家、科学ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
■目次
人はなぜいるのか
自己複製子
不滅のコイル
遺伝子機械
攻撃ー安定性と利己的機械
遺伝子道
家族計画
世代間の争い
雄と雌の争い
ぼくの背中を掻いておくれ、お返しに背中を踏みつけてやろう〔ほか〕
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:今井 浩登