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『あたらしい狂気の歴史――精神病理の哲学』

小泉 義之 20180111 青土社,285p.

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last update:2018039

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小泉 義之 20180111 『あたらしい狂気の歴史――精神病理の哲学』,青土社,285p. ISBN-10:4791770366 ISBN-13:978-4791770366 2600+ [amazon][kinokuniya] ※ m, u/gsce.

『あたらしい狂気の歴史――精神病理の哲学』表紙

■内容

[amazon]より

内容紹介

狂気の真理への勇気 人間の精神は思想・学問・制度・権力にとりまかれてきた。 そこから社会制度や医療現場が形づくられるとして、 そこで人間と「狂気」とはどのように取り扱われているのだろうか。 歴史を透徹したまなざしでとらえかえし、人間の精神と社会との関係を、 未来にまで射程をひろげながら思考する。

■目次

 はじめに

T
第1章 精神衛生の体制の精神史――一九六九年をめぐって
 1 「批判」「改革」と「反」「脱」
 2 社会防衛の下での医療下
 3 精神医療の拡大――学会の改革(一九六九年)
 4 精神と心理の統治体制へ

U
第2章 過渡期の精神
 1 精神病院の始まりと終わり
 2 アサイラムとモラルトリートメント
 3 「精神分裂病」「統合失調症」概念の解体の射程
 4 精神のダイバーシティ、精神のクイアネス

第3章 狂気の哲学史へ向けて――行動の狂気と自閉症・発達障害・精神病圏
 1 スキゾフレニーからスキゾイドへ
 2 精神の狂気から行動の狂気へ
 3 上部構造は下部構造によって決定されている
 4 精神病から発達障害へ(?)――自閉症の概念史
 5 魂と行動の統治へ

第4章 精神と心理の統治
 1 平和な国の内戦状態
 2 心理学者フーコー
 3 精神医学と精神分析の間の行動療法
 4 生権力の両極を媒介するもの
 5 魂の行動の統治へ

V
第5章 人格障害のスペクトラム化
 1 「狂人の二つの体制」
 2 「正気の仮面」
 3 認知療法のゲーム
 4 「軽度」なる行動療法

第6章 自閉症のリトルネロへ向けて
 1 精神病圏の範囲
 2 幼児自閉症の発見(一九四三年)
 3 日本における自閉症第一例報告(一九五二年)

W
第7章 自殺と狂気――リベラリズムとモラリズムにおける
 1 「体感不幸」「体感治安」
 2 「自傷のおそれ」――リベラリズムが「躓く」場所
 3 「自殺の自由」
 4 モラルの執行(enforcement)

第8章 狂気を経験する勇気――木村敏の離人症論に寄せて
 1 離人症の教え
 2 正常な微睡み、異常な目覚め
 3 正常人、離人症者、学者
 4 経験する勇気

第9章 精神病理をめぐる現代思想運動史
 1 人間の真実(真理)としての狂気
 2 「余計者」と「回収不能者」
 3 人間論・狂気論の円環の流れ
 4 「世に棲む」
 5 自由の正しい使用方

 あとがきに代えて――狂気の真理への勇気

 注
 初出一覧

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:岩ア 弘泰
UP:20180329 REV:
精神障害/精神医療  ◇立命館大学大学院・先端総合学術研究科  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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