『脳性マヒの私が、六十五歳の現在書いとくこと』
河上 千鶴子 20171111 すがの印刷,205p.
last update:20171021
■河上 千鶴子 20171111 『脳性マヒの私が、六十五歳の現在書いとくこと』,すがの印刷,205p. 1300+ ※ cp
■内容
私の戸籍名は四十物(あいもの)千鶴子、通名河上千鶴子、あだ名はアパッチ。
私が旧姓にこだわりを持っているのは、やはり、私を産み育ててくれた家族とはいろいろあったけれども、好きだからだと思っています。
そんな私がどういう人生を歩んできたのかを、家族に知っておいてもらいたいと思い、書き始めました。もう六十五歳になります。私を育ててくれた家族のおかげで、今の私がいるのだと思います。今まで長年連れ添ってきた夫四十物和雄、あだ名ドジ竹にも言ったことのないことも書いてあり、息子や嫁さん、孫たち、そして私に関わって来た多くの人たちに、そして、いろんな人たちに、私の足跡を知ってもらえたらと思っています。私が生まれて育った時代は、若い人からは想像もできないことが多いと思います。 (本文:pp.2-3より)
■目次
一章 障害に気づかない子どもの頃
二章 卒業してから
三章 優生思想に抗して
四章 二回の手術にチャレンジ
五章 息子、糾志のこと
六章 糾志が富山に戻って
七章 家を買う
八章 文福と私
報告書=折々に思ったこと・考えたこと
あとがき
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:岩ア 弘泰