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『保安処分構想と医療観察法体制――日本精神保健福祉士協会の関わりをめぐって』

樋澤 吉彦 20171010 生活書院,312p.

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last update:20171017

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樋澤 吉彦 20171010 『保安処分構想と医療観察法体制――日本精神保健福祉士協会の関わりをめぐって』,生活書院,312p. ISBN-10:4865000720 ISBN-13:978-4865000726 3000+ [amazon][kinokuniya] ※ m, u/gsce

樋澤吉彦『保安処分構想と医療観察法体制――日本精神保健福祉士協会の関わりをめぐって』表紙

■内容

[amazon]より

商品の説明


内容紹介

構造的類似性から一種の保安処分と同定でき、差別的で均衡を逸した制度としてある医療観察法。何故、日本精神保健福祉士協会は実質的且つ積極的に関与するのか? 「再犯のおそれ」と「医療の必要性」という、相反的であり且つ相補的でもある処遇要件を完備した医療観察法。その法へのPSWの関与の強度の過程を精査することを通して、精神保健福祉士(PSW)の活動の価値基盤の中にもともと強制性が内包されていたという必然を解題する。

内容(「BOOK」データベースより)

構造的類似性から一種の保安処分と同定できる医療観察法。なぜ、日本精神保健福祉士協会は実質的且つ積極的に関与を表明するに至ったのか!「再犯のおそれ」と「医療の必要性」という、相反的であり且つ相補的でもある処遇要件を完備した医療観察法。その法へのPSWの関与の強度の過程を精査することを通して、精神保健福祉士(PSW)の活動の価値基盤の中にもともと強制性が内包されていたという必然を解題する。

著者について

1973年、長野県上田市(旧小県郡武石村)生まれ。 日本福祉大学大学院社会福祉学研究科社会福祉学専攻博士前期課程修了。立命館大学大学院先端総合学術研究科先端総合学術専攻一貫制博士課程修了。博士(学術)。現在、名古屋市立大学大学院人間文化研究科准教授。専門:社会福祉学、ソーシャルワーク論。主な論文に、「心神喪失者等医療観察法とソーシャルワークとの親和性について」『生存学』3、2011年、「治療/支援の暴力性の自覚、及び暴力性を内包した治療/支援の是認について──吉田おさみの狂気論を通して」『現代思想』42(8)、2014年など。 「ソーシャルワークと,自己決定/パターナリズム/医療観察法との関係について当面考えている樋澤吉彦のウェブサイト」http://www.geocities.jp/dayswamp/ 連絡先:y-hizawa@nifty.com

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

樋澤/吉彦
1973年、長野県上田市(旧小県郡武石村)生まれ。日本福祉大学大学院社会福祉学研究科社会福祉学専攻博士前期課程修了。立命館大学大学院先端総合学術研究科先端総合学術専攻一貫制博士課程修了。博士(学術)。現在、名古屋市立大学大学院人間文化研究科准教授。専門は社会福祉学、ソーシャルワーク論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

はじめに
1 本書の目的
2 本書主題に対する筆者の「態度」について――問題関心に代えて
3 本書の構成
4 本書の意義

第1章 保安処分とは何か
1 保安処分の始点と定義
2 保安処分の執行形式
3 刑罰と保安処分の関係――併行主義と代替主義
4 小括

第2章 日本における保安処分導入の過程
1 現行刑法制定から1974(昭和49)年の「改正刑法草案」まで
2 昭和49年草案に対する各種団体の反応
3 「保安処分制度(刑事局案)の骨子」と日弁連「精神医療の抜本的改善について(要綱案)」の波紋
4 小括

第3章 協会の保安処分に対する「対抗」の過程
1 協会創始期
2 「Y問題/Y事件」その1――Y問題告発まで
3 「Y問題/Y事件」その2――協会第12回大会・総会中止まで
4 協会の保安処分に対する「対抗」の過程
5 小括

第4章 協会の医療観察法への関与の過程――保安処分とPSWとの親和性
1 医療観察法成立の経緯
2 医療観察法成立にPSWはどのような関わりを持ったのか?
3 小括

第5章 PSWの医療観察法への関与のロジック――協会機関誌『精神保健福祉』における二つの特集の検討
1 協会機関誌2002年特集――PSWの使命を媒介とした観察法への関与の模索
2 協会機関誌2003年特集――観察法への関与を契機としたPSWの権能拡大の模索
3 小括

第6章 「精神保健観察」にみる社会復帰の意味
1 「精神」の障害における「社会復帰」
2 社会復帰調整官の法制度上の位置づけ
3 「精神保健観察」における「社会復帰」の意味
4 小括

終 章 本書のまとめ──PSWの司法分野における構造的・機能的役割拡大へ
1 本書のまとめ
2 PSWの司法分野における構造的・機能的役割拡大へ――今後の研究課題に代えて
巻末資料1
巻末資料2
不可解さを示すという仕事 立岩真也
あとがき
謝辞
文献リスト

■引用

■書評・紹介・言及

◇2017/10/26 「義務、だと思う:樋澤本に・1――「身体の現代」計画補足・426」
 https://www.facebook.com/ritsumeiarsvi/posts/1962581570675487
◇2017/10/28 「審査報告書再掲:樋澤本に・2――「身体の現代」計画補足・427」
 https://www.facebook.com/ritsumeiarsvi/posts/1962581570675487
◇2017/11/16 「論文審査の結果の要旨:樋澤本に・3――「身体の現代」計画補足・437」


*作成:岩ア 弘泰
UP:20171017 REV:20171026
精神障害/精神医療  ◇先端総合学術研究科  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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