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『「元号」と戦後日本 ―― 「明治・大正・昭和」を読む』

鈴木 洋仁 20170905 青土社,298p.

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last update:20170914

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■鈴木 洋仁 20170905 『「元号」と戦後日本 ―― 「明治・大正・昭和」を読む』,青土社,298p. ISBN-10:4791770064 ISBN-13:978-4791770069 1900+ [amazon][kinokuniya]

■内容

[amazon]より



内容紹介

「元号」がいまふたたび変動をむかえようとしている。
激動の時代において、そもそも「元号」とはどのような存在であり、
わたしたちの歴史意識にどう作用してきたのか。
「明治」「大正」「昭和」という三つの時代のイメージをつくりあげるために、
元号はどのように寄与してきたのか。
そして、戦後日本において「元号」の持つ意味とは何だったのか。

膨大な資料を丹念に読み解きながら構築された、歴史社会学の新鋭による全く新しい元号論。

推薦文:
「元号」は「戦後」といかに関わっているのか。著者の出発点は実にユニーク。
しかも「昭和史論争」「大正デモクラシー」「明治百年」のテーマに絞ることにより、
歴史認識のダイナミズムが明らかになる野心的問題作だ。
――御厨貴

「元号」を通じて近代を分析し、戦後社会の位相を明示する。
その豊かな成果は今まさに終わろうとする「平成」に生きる「私たちの現在」を的確に照射する。
鋭い問題意識に導かれた歴史社会学の精華、との評がふさわしい。
――本郷和人

元号は、ある意味で戦後においてこそ、その社会的装置としての機能を発揮した。
元号と戦後社会における時間意識との相互規定性をトレースする。
――北田暁大

■目次

第一章 「元号」とは何か――問いと対象
1、問いと射程
2、対象選択と認識利得
3、構成と目的

第二章 「元号」と歴史意識――先行研究と方法
1、「戦後」と「元号」
2、先行研究の整理
3、「方法」について

第三章 「昭和」――「昭和史論争」と「もはや「戦後」ではない」の同時代性
0、一九五六年の「戦後」
1、「昭和史論争」再考
2、文学論争としての「昭和史論争」
3、「昭和」と「戦後」の対比性

第四章 「大正」――「大正デモクラシー」と「戦後民主主義」の相似性
1、「大正デモクラシー」とは何か
2、提唱者・信夫清三郎(一九〇九―一九九二)
3、「大正デモクラシー」と「戦後民主主義」の相似性

第五章 「明治」――「明治百年」と「戦後二〇年」の対称性
0、なぜ「明治百年」なのか
1、「明治百年」の知識社会学
2、桑原武夫における「元号」
3、竹内好と「明治百年祭」
4、「戦後」の原型としての「明治」

第六章 近代日本の歴史意識の解明に向けて――「戦後」という時代の区切りかた
1、「近代」
2、「日本」
3、「歴史意識」――「戦後」という時代の括りかたの有効性

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:岩ア 弘泰
UP:20170914 REV:
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