HOME > BOOK >

『事例で学ぶ 障がいのある意思決定支援――地域生活を支える成年後見活動』

小澤 温・大石 剛一郎・川崎市障がい者相談支援専門員協会 編 20170310 現代人文社,159p.

Tweet
last update:20190627

このHP経由で購入すると寄付されます


■小澤 温・大石 剛一郎・川崎市障がい者相談支援専門員協会 編 20170310 『事例で学ぶ 障がいのある意思決定支援――地域生活を支える成年後見活動』,現代人文社,159p. ISBN-10: 4877986707 ISBN-13: 978-4877986704  2000+ [amazon][kinokuniya]

■内容

amazonより

 国際的なノーマライゼーションの流れのなか、日本でも障害者権利条約の批准を通じて、法制度の整備が進められてきた。本書は、障がいのある人が安心して暮らせる共生社会の実現へ向けて、知的・発達障がいのある人の意思決定支援とそれを踏まえた成年後見活動が、障がいのある人の基本的人権である「誰とどこで住むか」等を保障していくための両輪になりうることを示し、現場の実践のヒントとなりうるような事例・エピソードを通じて、意思決定支援とは何か、意思決定支援を踏まえた成年後見活動とは何かを示す。

■目次

第1章 意思決定支援の状況と課題
 (意思決定支援の状況;障害者権利条約と意思決定支援―障害者権利条約第12条の与える影響;意思決定支援の課題と今後に向けて)

第2章 知的・発達障がいについての基礎知識
 (知的障がい・発達障がいへの理解;知的障がい・発達障がい者のライフステージ;知的・発達障がい者の地域生活における意思決定支援)

第3章 障害者相談支援事業と成年後見制度
 (障害者総合支援法とは;障害者相談支援事業;障害者相談支援事業所;相談支援専門員;川崎市障がい者相談支援専門員協会(KSA))

第4章 実際の事例から学ぶ
 (一人暮らしを希望するAさんの生活を支える補助人の役割;粗暴行為を示すBさんの地域生活を支援する関係機関の連携;浪費傾向を示すCさんの日常生活を支える保佐人の役割;地域生活を望むDさんの施設退去に向けての補助人の役割;重度知的障がいがあり発語が困難なEさんの意思決定支援;自閉症であるわが子の意思を尊重した44年)

第5章 誰が本人の意思を支援するのか
 (成年後見制度利用促進法について;成年後見活動と意思決定支援)


■著者略歴

amazonより

「BOOK著者紹介情報」より

小澤/温

東京大学・医学系研究科・博士課程修了。その後、愛知県立心身障害者コロニー発達障害研究所、国立障害者リハビリテーションセンター研究所で障がい児および障がい者の福祉に関する研究に従事する。大阪市立大学・生活科学部・助教授、東洋大学社会学部およびライフデザイン学部・教授を経て、筑波大学・人間系・教授。専門は、障害福祉学(とくに、障がい児、知的障がい、精神障がい)

大石/剛一郎

1959年東京生まれ。弁護士。NPO法人湘南ふくしネットワークオンブズマン、NPO法人パンダJ、NPO法人かわさき障がい者権利擁護センターに所属。川崎市(障がい者施設等)苦情解決第三者委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■引用


■書評・紹介


■言及

*作成:岩ア 弘泰
UP:20190627 REV:
身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
TOP HOME (http://www.arsvi.com)