『＜不自由な自由＞を暮らす――ある全身性障害者の自立生活』

時岡新（ときおかあらた）　20170224　東京大学出版会，326p.

last update:20170318

■時岡新　20170224　『＜不自由な自由＞を暮らす――ある全身性障害者の自立生活』，東京大学出版会，326p.　ISBN-10:4130561111　ISBN-13:978-4130561112　3200+　[amazon]／[kinokuniya] ※ ds/ds

■内容

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内容紹介
自立生活(介助者を得て施設や実家を出て暮らすこと)の日常の現実、当事者の心情はどのようなものなのか。長く自立生活をおくる一人の障害者への聴きとりをとおして、日々に尽きない難問や葛藤、それに対する工夫や思いを詳細に、そして生き生きと描き出す。

★本書の主人公・香取さんからのメッセージ
「いろんなモノがあふれているけど、私にとってはここはジャングル。今日のトイレ介助を探して、今度のお風呂介助できる人を研修して、怒って、泣いて、笑って、その仕組みをつくって運用して、〈自由〉をちょっとずつ創っている。」

著者について
時岡新:金城学院大学国際情報学部准教授

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
時岡新(ときおかあらた)　
1970年長野県生まれ。1992年筑波大学第一学群社会学類卒業。1994年筑波大学大学院修士課程環境科学研究科修了。2000年筑波大学大学院博士課程社会科学研究科単位取得退学。筑波大学技官、金城学院大学現代文化学部講師を経て、金城学院大学国際情報学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

第1章介助者という他人について
第2章ピアカウンセリングの経験
第3章障害当事者の主体性と非力
第4章自立生活の手間と厄介
第5章介助者を育てる
補論聴きとりの背景

■引用

■書評・紹介

■言及

＊作成：岩﨑弘泰

UP:20170318　REV:

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