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『パーソナルアシスタンス――障害者権利条約時代の新・支援システム』

岡部 耕典 20170228 生活書院,305p.

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last update:20170316

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岡部 耕典 20170228 『パーソナルアシスタンス――障害者権利条約時代の新・支援システム』,生活書院,305p. ISBN-10:4865000631 ISBN-13:978-4865000634 2600+ [amazon][kinokuniya] ※ ds/ds

■内容

[amazon]より

内容紹介
パーソナルアシスタンスを、意思決定支援・成年後見制度のオルタナティブへ! 障害者権利条約批准後に残された最大の課題としてある、「重度訪問介護の発展的継承によるパーソナルアシスタンス制度の創設」。「介助者手足論」や「自己決定による自立」を超える当事者主体の共同決定/共同責任という新たな支援論にも接続されるその営みをどう現実のものとしていくか。海外そして国内の実践に学びつつ、その射程と展望を理論づける待望の一冊。

内容(「BOOK」データベースより)
パーソナルアシスタンスを、意思決定支援・成年後見制度のオルタナティブへ!障害者権利条約批准後に残された最大の課題としてある、「重度訪問介護の発展的継承によるパーソナルアシスタンス制度の創設」。「介助者手足論」や「自己決定による自立」を超える当事者主体の共同決定/共同責任という新たな支援論にも接続されるその営みをどう現実のものとしていくか。海外そして国内の実践に学びつつ、その射程と展望を理論づける。

著者について
岡部耕典(おかべ・こうすけ)*編者 早稲田大学文化構想学部教授。重度訪問介護を使って自立生活を営む知的障害/自閉の息子がいる。主な著書に、『ポスト障害者自立支援法の福祉政策』、『良い支援?』(共著)、『ズレてる支援! 』(共著)など。 山下幸子(やました・さちこ) 淑徳大学総合福祉学部教授。主な著書に、『「健常」であることを見つめる』など。 中根成寿(なかね・なるひさ) 京都府立大学公共政策学部准教授。主な著書に、『知的障害者家族の臨床社会学』など。 圓山里子(まるやま・さとこ) 西武文理大学サービス経営学部専任講師。主な著書に、『障害者福祉』(共著)など。 深田耕一郎(ふかだ・こういちろう) 女子栄養大学栄養学部専任講師。主な著書に、『福祉と贈与』など。 白井誠一朗(しらい・せいいちろう) DPI日本会議事務局次長、障害連事務局次長。主な著書に、『知っていますか? 障害者の権利一問一答』(共著)など。 麦倉泰子(むぎくら・やすこ) 関東学院大学社会学部准教授。主な著書に、『共生の社会学』(共著)など。 鈴木良(すずき・りょう) 琉球大学法文学部准教授。主な著書に、『知的障害者の地域移行と地域生活』など。 木口恵美子(きぐち・えみこ) 東洋大学福祉社会開発研究センター研究支援者。主な著書に、『知的障害者の自己決定支援』など。 清原舞(きよはら・まい) 関西福祉科学大学社会福祉学部助教。主な著書に、『社会福祉概論〈第3版〉』(共著)など。 浜島恭子(はましま・きょうこ) DPI日本会議事務局員。明治学院大学非常勤講師。主な論文に、「イギリス意思決定能力法に学ぶこと」など。 小川喜道(おがわ・よしみち) 神奈川工科大学創造工学部教授。主な著書に、『障害者のエンパワーメント』など。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
岡部/耕典
1955年生まれ。東京大学文学部社会学科卒業、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。博士(社会福祉学)。早稲田大学文化構想学部准教授を経て、早稲田大学文化構想学部教授。元障がい者制度改革推進会議総合福祉部会構成員。重度訪問介護を使って自立生活を営む知的障害/自閉の息子がいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

 序章 パーソナルアシスタンス制度創設のための論点整理―障害者権利条約の視点から
第1部 パーソナルアシスタンスの射程―何を目指すのか
 第1章 「通所施設中心生活」を超えて―「ケアの社会的分有」とパーソナルアシスタンス
 第2章 地域生活支援拠点の整備に向けて
 第3章 「その人らしさ」を支援するとはどのようなことか?―発話困難者の介助コミュニケーションから考えるパーソナル

第2部 パーソナルアシスタンスの実践―どう取り組まれてきた/いるのか
 第4章 パーソナライゼーションはケアを取り巻く関係をどう変化させたか
 第5章 知的障害者の脱施設化とパーソナルアシスタンス―カナダにおける入所施設から地域生活への移行支援と個別化給付
 第6章 パーソナルアシスタンスと支援された意思決定―カナダ・マニトバ州と札幌市の取り組みを踏まえて
 第7章 権利法「LSS法」にみる当事者主体の支援―スウェーデン・ヴェルムランド県における実践を手がかりに

第3部 パーソナルアシスタンスの展望―障害者権利条約時代の日本で
 第8章 日本においてパーソナルアシスタンスへの道は切り拓けるか―意思決定に基づく暮らしとその支援に関する日英の制度比較からの検討
 第9章 ポスト障害者自立支援法のパーソナルアシスタンス―カリフォルニア州のサポーテッドリビング・サービスを手がかりとして

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:岡部 耕典
UP:20170316 REV:
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