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『ルポ 希望の人々――ここまできた認知症の当事者発信』

生井 久美子 20170225 朝日新聞出版,283p.

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last update:20170415

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生井 久美子 20170225 『ルポ 希望の人々――ここまできた認知症の当事者発信』,朝日新聞出版,283p. ISBN-10: ISBN-13:9784022630551 1500+ [amazon][kinokuniya] ※ b01

■内容

[amazon]より

内容紹介
認知症の「常識」を変える!
「恍惚の人」から「希望の人びと」へ。
認知症の本人同士が出会い、つながり、発信する。
初の当事者団体誕生の軌跡と最先端の「いま」を伝える。

認知症は、つい10年ほど前まで「痴呆」と呼ばれ、
「何もわからなくなる」「人生の終わりだ」といわれてきた。
だが、ケアの対象から「主人公」へ。
2014年、認知症の本人たちによる初の当事者団体が生まれた。
首相と面談して政策を提言。
いま、社会や地域、医療・ケアの現場を大きく変えようとしている。
本人同士が出会い、つながり、発信する。
認知症の常識を変える「当事者の力」!
その鮮やかな軌跡と最先端を
23年前「痴呆病棟」で取材を始めた朝日新聞記者が、
蓄積された取材から伝える。

世界の先頭を走る豪州やカナダの当事者との出会い、
日本で初めて語った女性、39歳で診断された男性。
IT時代、「記憶はなくても記録が残せる」と工夫を発信する人、
自分のなかの認知症に対する偏見に気づき人間観を仲間と問い、
「深化」する「希望の人びと」の物語。


内容(「BOOK」データベースより)
2014年、認知症の本人たちによる初の当事者団体が生まれた。首相と面談して政策を提言。いま、社会や地域、医療・ケアの現場を大きく変えようとしている。本人同士が出会い、つながり、発信する。認知症の常識を変える「当事者の力」!その鮮やかな軌跡と最先端を、23年前「痴呆病棟」で取材を始めた記者が、蓄積された事実から伝える。世界の先頭を走る豪州やカナダの当事者との出会い、日本で初めて語った女性、39歳で診断された男性。IT時代、「記憶はなくても記録が残せる」と工夫を発信する人、自分のなかの認知症に対する偏見に気づき人間観を仲間と問い、「深化」する「希望の人びと」の物語。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
生井/久美子
京都市生まれ。朝日新聞記者。上智大学文学部心理学科卒。1981年、朝日新聞社入社、仙台支局、政治部をへて学芸部、生活部などで医療、介護、福祉の現場を取材。編集委員、記事審査室の後、報道局夕刊企画班

■目次

1章 「私はアルツハイマーです」語り始めた人たち
2章 「私は私になっていく」クリスティーンとポールを豪州に訪ねて
3章 「私たち抜きには何も始まらない」京都国際会議で各国の本人が訴え
4章 「人生は冒険!」21世紀のヘレン・ケラー、リンをカナダへ訪ねて
5章 「私、バリバリの認知症です」初の当事者・医師・OTトリオ講座
6章 「仲間がふえて素晴らしい人生になった」エポック!初の当事者座談
7章 「自分たちの声で社会を変えたい」初の当事者団体始動
8章 「働き、人をつなぐのも僕の役割」39歳でアルツハイマーに
9章 「認知症をめぐる問題のほとんどは『人災』」望まぬ精神科病院入院
10章 京都式「本人」が政策評価
11章 「自立って“依存先”をふやすこと」当事者の力、問われる私たちの力

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:岩ア 弘泰
UP:20170415 REV:
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