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『自分の「異常性」に気づかない人たちーー病識と否認の心理』

西多 昌規 20161125 草思社,228p.

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last update:20210726

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■西多 昌規 20161125 『自分の「異常性」に気づかない人たちーー病識と否認の心理』,草思社,228p. ISBN-10:479422236X ISBN-13:978-4794222367 1300+ [amazon][kinokuniya] ※ m

■内容

紹介

内容(「BOOK」データベースより)
強すぎる被害妄想、執拗な他者攻撃異様なハイテンション他人をふりまわすサイコパス…。それは許容できる異常性なのか、治療介入すべき異常性なのか?重篤な心の病気と診断された人が治療を受けずに他者に危害を加えたり、自殺に及んだりする事例は後を絶たない。本書は精神科医である著者が診察室で出会った、さまざまな「自分の異常性」に気づかない人たちを取り上げ、その心の病理と対処法を明らかにするものである。診療を通して、医師の苦悩や精神医療の問題点が浮き彫りになる。

著者略歴

西多昌規[ニシダマサキ]
精神科医・医学博士。スタンフォード大学医学部精神行動科学客員講師。石川県出身、東京医科歯科大学卒業。国立精神・神経医療研究センター病院、茨城県立こころの医療センターなどで精神科医としてのトレーニングを積む。ハーバード大学医学部精神科研究員、東京医科歯科大学助教、自治医科大学講師として勤務。大学病院精神科では、数多くの患者を診察するだけでなく、医学生・研修医の教育・指導を行う。メンタルクリニックや企業産業医としての診療経験も豊富である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

■目次

はじめに 正常か異常かの境界線
第1章 強すぎる被害妄想
第2章 自分の異常性に気づく機能「病識」とは何か
第3章 「不安に取りつかれた人」の病的な心理
第4章 「寝なくても平気」「俺すげぇ」異様なハイテンションは病気か
第5章 なぜ人を傷つけても心の痛みが一切ないのか
第6章 威嚇と攻撃、見落とされた認知症
第7章 「悪気がない」という異常性
第8章 「死にたい」は狂言か、本気か
エピローグ 今後の課題

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:今井 浩登
UP:20210726 REV:
精神障害/精神医療 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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