HOME > BOOK >

『ハンセン病児問題史研究――国に隔離された子ら』

清水 寛 20161030 新日本出版社,549p.

Tweet
last update:20161204

このHP経由で購入すると寄付されます


清水 寛 20161030 『ハンセン病児問題史研究――国に隔離された子ら』,新日本出版社,549p. ISBN-10:4406060545 ISBN-13:978-4406060547 6500+ [amazon][kinokuniya] ※ d/lep

■内容

[amazon]より

 療養所に収容された子どもたちは、「治療」や教育を含めどのような生活実態にあったのか。何を思い、願い、生きたのか、生きようとしたのか。戦後も含む国の人権侵害が断罪されたハンセン病問題の中でも、未解明な問題の多い「病児」問題に先駆的に取り組んだ研究の数々を「らい予防法」廃止から20年の節目に集大成する。

■目次

 序章 ハンセン病児問題について
第1部 研究編
 第1章 総論・ハンセン病療養所における子どもたちの生活・教育・人権の歩み
 第2章 多磨全生園の文集『呼子鳥』にみる病児たちの意識 
 第3章 栗生楽泉園の『高原』誌にみる病児たちの意識
 第4章 長島愛生園の病児たちの意識―“愛生人”構想からみた『望ヶ丘の子供たち』(一九四一年)の検討
 第5章 韓国におけるハンセン病回復者「定着村」の「未感染児」に対する共学拒否事件―一九六〇年代の慶尚道と首都ソウルを中心に
 補遺 ハンセン病児問題史の学習・研究の歩み)

第2部 証言編
 第6章 多磨全生園について
 第7章 栗生楽泉園について
 第8章 長島愛生園について
 第9章 沖縄愛楽園における「患者補助教師」としての歩み(聴き書き)

第3部 資料編

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:岩ア 弘泰
UP:20161204 REV:
ハンセン病 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
TOP HOME (http://www.arsvi.com)