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『〈ハイブリッドな親子〉の社会学: 血縁・家族へのこだわりを解きほぐす』
野辺 陽子・松木 洋人・日比野 由利・和泉 広恵・土屋 敦 20161007 青弓社,200p.
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last update:20161222
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■野辺 陽子・松木 洋人・日比野 由利・和泉 広恵・土屋 敦 20161007 『〈ハイブリッドな親子〉の社会学: 血縁・家族へのこだわりを解きほぐす』,青弓社,200p. ISBN-10: 4787234072 ISBN-13: 978-4787234070 2,000+
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■内容
(amazonより引用)
映画『そして父になる』が描いたように、私たちは血縁の有無や「こうあるべき」という規範によって「家族」を自明視し、それに強くこだわりもしている。憲法24条の改正をめぐる議論もこの延長線上にあるといえるだろう。
だが、生みの親と育ての親が異なったり、「他人」同士が生活をともにしたりと、親子関係の実態は多様であり、「育児の社会化」も近年盛んに議論されている。
代理出産、特別養子制度、里親、児童養護施設といった事例から、多様化し複雑化する昨今の〈親子〉事情を丁寧に腑分けして紹介し、それぞれの現状と問題点を指摘する。血縁や実親子だけを軸に家族を考えていくことの弊害を明らかにして、ハイブリッドな親子関係がもつ可能性を描き出す。
■目次
序章 「育児の社会化」を再構想する―実子主義と「ハイブリッドな親子関係」
第1章 代理出産における親子・血縁
第2章 特別養子制度の立法過程からみる親子観―「実親子」と「血縁」をめぐるポリティクス
第3章 「家族」のリスクと里親養育―「普通の家庭」というフィクション
第4章 「施設養護」での育児規範の「理想形の上昇」―一九六〇年代後半から七〇年代前半を中心に
終章 “ハイブリッド”性からみる「ハイブリッドな親子」のゆくえ―融合・反転・競合
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:
焦 岩
UP: 20161222
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