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『地震と独身』

酒井 順子 20140221 新潮社,283p. → 20160901 新潮社(新潮文庫),389p.

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last update:20160914

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■酒井 順子 20140221 『地震と独身』,新潮社,283p.  ISBN-10: 4103985089 ISBN-13: 978-4103985082 1500+税  [amazon][kinokuniya]  → 20160901 『地震と独身』,新潮社(新潮文庫),389p.  ISBN-10: 4101351228 ISBN-13: 978-4101351223 630+税  [amazon][kinokuniya]

■内容

独りだから、できたことがある。独りだから、諦めたことがある。2011年3月11日以降、震災をめぐる家族の物語は様々な形で語られてきた。 一方で、あまり聞こえてこない独身者の声。あの震災で独身は何を考え、どんな影響を与え、どう動いたのか。 「家族の絆」が強調される一方でほとんど報道されなかった独身者の声を聞くため、作家は旅に出た。 既婚者に代わって激務の末に転職した人、特技を生かして故郷である東北の被災地に移住した人、ボランティアに身を捧げた人、震災婚に邁進して結婚を決めた人。 答えを求めて仏門へ入った人――。結婚、仕事、親、将来――。非日常下で様々な選択を迫られた彼らの何が変わって何が変わらなかったのか。 被災地を訪れ、独身者との対話を重ねて見えてきた「個」として生きる人々の多様な姿と、新たなつながりの可能性。 『負け犬の遠吠え』から10年、常に独身に寄り添ってきた著者が彼らの経験から鮮やかに描き出す、独身と日本の「いま」。

■著者略歴

1966(昭和41)年東京生れ。立教大学社会学部観光学科卒。エッセイスト。高校在学中に泉麻人氏に見込まれ、雑誌に連載を持つ。 大学、3年間の会社員時代も、本業を満喫しつつ複数の連載をこなし、円満退社後、ついに本職に。

■目次

はじめに

独身は働いた
独身はつないだ
独身は守った
独身は助けた
独身は逃れた
独身は戻った
独身は向かった
独身は始めた
独身は結婚した
無常と独身

あとがき

地震と独身の追伸――文庫版あとがきにかえて

解説 内澤 旬子

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■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:北村 健太郎
UP:20160914 REV:
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