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『歴史を哲学する――7日間の集中講義』

野家 啓一 20160316 岩波書店,238p.

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last update:20210817

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■野家 啓一 20160316 『歴史を哲学する――7日間の集中講義』,岩波書店,238p. ISBN-10:4006003420 ISBN-13:978-4006003425 1000+ [amazon][kinokuniya] ※ h

■内容

岩波書店 HPより

「歴史的事実」とされるものは何か? 科学哲学・分析哲学の立場から、「歴史の物語り論」「歴史修正主義」など歴史認識の問題を七日間の講義という形式で、わかりやすく解説する。現代文庫版では、「補講」として歴史学者・遅塚忠躬の本書に対する批判についての反批判も収録。人文科学のあり方を問い直す知的刺激に満ちた本。

過去はどのようにして知ることができるのでしょうか。私たちは、過去を想起し、史料や痕跡によって歴史的事実に迫ろうとしますが、その時の「歴史的事実」とは、一体何でしょうか? 本書では、「歴史の物語り論」「歴史修正主義論争」など歴史認識の問題を、科学哲学・分析哲学の立場から、七日間の講義という形式でわかりやすく解説します。この講義には、「補講」が二つ付いていますが、「補講2」は歴史家・遅塚忠躬の著者に対する批判にこたえた反批判として、現代文庫版のために書き下ろされたものです。人文科学の在り方を問い直す、知的刺激に満ちた本。

■目次

第1日 歴史哲学と科学哲学
第2日 歴史認識をめぐる論争
第3日 出来事としての歴史/記述としての歴史
第4日 歴史における説明と理解
第5日 歴史の物語り論(ナラトロジー)
第6日 過去の実在
第7日 歴史記述の「論理」と「倫理」
補講1 過去の実在・再考
補講2 「歴史の物語り論」のための弁明

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:宮内 沙也佳
UP:20210817 REV:
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