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『近代日本における出産と産屋――香川県伊吹島の出部屋の存続と閉鎖』

伏見 裕子 20160330 勁草書房,224p.

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last update:20161222

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■伏見 裕子 20160330 『近代日本における出産と産屋――香川県伊吹島の出部屋の存続と閉鎖』,勁草書房,224p. ISBN-10: 4326602910 ISBN-13: 978-4326602919 5,000+ [amazon] [kinokuniya]

■内容

(amazonより引用)
 女性が出産時ないし産後の一定期間、家族と離れて過ごした産屋はかつて日本各地にあり、伊吹島の出部屋も1970年まで利用された。当時の島の史料分析と、当時の助産婦や、出部屋で出産を経験した女性島民のライフヒストリーの聞き取りを通じて、重層的に産屋の存続のメカニズムを解明。日本近代の出産史を女性史・民俗学的に捉え直す。

■目次

序章 産屋研究の視角
第1章 フィールドについて
第2章 昭和戦前期における出部屋の産院化
第3章 戦後の出部屋を活用した近代医療の導入―助産婦のライフヒストリーを通して
第4章 昭和二〇‐三〇年代における出部屋の利用状況とその変化―出産をめぐる共同体の規範と家族の事情
第5章 昭和四〇‐五〇年代における出部屋の閉鎖とその後―家族のなかの女性の選択
終章 出部屋の存続・閉鎖のメカニズムとその意味

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:焦 岩
UP: 20161222
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