HOME > BOOK > MAGAZINES > 生存学研究センター報告 >

『生存をめぐる規範と秩序』

藤原 信行中倉 智徳 編 20160330 生存学研究センター報告26,252p. ISSN 1882-6539

[English] 作成中[Korean]

Tweet
last update: 20190630


藤原 信行中倉 智徳 編 20160330 『生存をめぐる規範と秩序』,生存学研究センター報告26,252p. ISSN 1882-6539 ※

『生存をめぐる規範と秩序』表紙画像(クリックすると大きな画像で見ることができます)
製作:株式会社 田中プリント

 *ご希望の方は生存学研究所にご連絡ください。送料実費でお送りできます。連絡先は以下です。
  生存学研究所事務局 E-mail: ars-vive@st.ritsumei.ac.jp
  TEL: 075-465-8475 内線: 2393(9:00〜17:30) FAX: 075-465-8342
  〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1 立命館大学
  「なお、在庫切れの場合は、生存学研究所HPにて公開しておりますPDF、テキストをご覧ください。」
  https://www.ritsumei-arsvi.org/publication/center_report/

 *他の書籍と一緒の場合


■目次

巻頭言

井上 彰 5-7

まえがき――理論と経験的記述をめぐる〈雑感〉から

藤原 信行中倉 智徳 8-11

第1部 生存をめぐる規範

 正義論と障害
堀田 義太郎 16-35
 福祉と健康の情報的基礎としてのケイパビリティの再検討のための研究ノート――資源概念と QALY との比較
村上 慎司 36-54
 科学的管理法における視覚化概念――F・B・ギルブレスと L・M・ギルブレスの動作研究を中心に
篠木 涼 55-75
 社会学における倫理的自然主義の可能性について――フィリップ・ゴルスキ「事実/価値の区分を越えて」論文を中心に
中倉 智徳 76-87

第2部 生存を脅かす秩序

 扶養義務を果たさない扶養義務者の不動産相続は不公平か?――要保護世帯向け不動産担保型生活資金貸付の問題点
角崎 洋平 90-115
 熟年離婚女性の生活のリスタートと娘役割の連関――もたらされた同居介護の経済効果と想定外の葬儀・供養費用負担
谷村 ひとみ 116-139
 「保守論壇」の変容と読者の教育――90 年代出版メディア編成と言論の存在様式の視点から
倉橋 耕平 140-159
 自ら命を絶つ者は不幸でなくてはならない――突然死した者を自殺者と同定する過程をめぐる規範的秩序と実践
藤原 信行 160-187

第3部 書評・資料読解

 日本陸軍軍法会議と BC 級戦争犯罪裁判の結節点――坂田良右衛門による「クラチエ」事件調査
櫻井 悟史 190-218
 【書評】『われらは差別に賛成します―怪物になった 20 代の自画像』
安 孝淑 219-227
我々の道徳的ポテンシャルの可能性と限界――来たるべき倫理のために
安部 彰 228-242

あとがき

中倉 智徳藤原 信行 243-248

■執筆者紹介(2016 年3月 31 日現在。執筆者順、*は編者)


井上 彰(いのうえ・あきら)
 立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授。政治哲学・倫理学。共編著に『実践する政治哲学』(ナカニシヤ出版、2012 年)、『政治理論とは何か』(風行社、2014 年)。論文に「機会の平等・再考―正義の観点から」(齋藤純一編『政治の発見 3 支える――連帯と再分 配の政治学』風行社、2011 年)など多数。

堀田 義太郎(ほった・よしたろう)
 東京理科大学理工学部講師。倫理学・政治哲学。著書に『差異と平等』(共著、青土社、2012 年)。論文に「差別の規範理論―差別の悪の根拠に関する研究」(『社会と倫理』29 号、2014 年)、「リベラリズムとフェミニズム――ケアを誰がどう担うべきか」(大越愛子・倉橋耕平編『ジェンダーとセクシュアリティ――現代社会に育つまなざし』昭和堂、2014 年)など。

村上 慎司(むらかみ・しんじ)
 立命館大学大学院先端総合学術研究科研究指導助手。社会保障論・経済哲学。論文に「グローバルな正義と健康―ケイパビリティの観点」(『日本医療経済学会会報』31 巻 1 号、2014 年)、"The Financial Feasibility of Basic Income and the Idea of a Refundable Tax Credit in Japan"(in T. Yamamori and Y. Vanderborght eds., Basic Income in Japan: Prospects for A Radical Idea in A Transforming Welfare State, Palgrave Macmillan, 2014)、「健康の社会的決定要因としてのソーシャル・キャピタルの規範理論――リベラル・コミュニタリアン論争の含意から」(『倫理学研究』44 号、2014 年)など。

篠木 涼(しのぎ・りょう)
 立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員。視覚文化論・心理学史。論文に「アメリカ初期心理学におけるミュンスターバーグとウィグモアの論争――大衆への訴えかけと専門家との関係から」(『立命館人間科学研究』33 号、2016 年)、「大衆化する心理学における『セルフコントロール』の登場――ジョセフ・ジャストロウを中心に」(『立命館人間科学研究』32 号、2015 年)、“The Reception of Hugo Muensterberg's Psychology and Film Theory in Japan”(Ars Vivendi Journal, 6, 2014)など。

*◆中倉 智徳(なかくら・とものり)
 立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員(生存学研究センター所属)。社会学史・社会思想史。著書に『ガブリエル・タルド――贈与とアソシアシオンの体制へ』(洛北出版、2011 年)。論文に「イノベーション、社会、経済――ガブリエル・タルドと戦間期アメリカにおける『発明の社会学』」(『年報 科学・技術・社会』24 巻、2015 年)、「19 世紀末フランスにおける『科学の哲学』としての社会学――ガブリエル・タルドのネオ・モナドロジー成立過程」『フランス哲学・思想研究』20 巻、2015 年)など。

角崎 洋平(かどさき・ようへい)
 日本学術振興会特別研究員 PD・生存学研究センター客員研究員。福祉政策・福祉理論。著書に『体制の歴史――時代の線を引きなおす』(共編著、洛北出版、2013 年)、『マイクロクレジットは金融格差を是正するか』(共著、ミネルヴァ書房、2016 年)。論文に「選択 結果の過酷性をめぐる一考察――自由・責任・リベラリズム」(『立命館大学言語文化研究』24 巻 4 号、2013 年)など。

谷村 ひとみ(たにむら・ひとみ)
 立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程・日本学術振興会特別研究員 DC2。社会学・発達心理学.著書に『TEM でわかる人生の径路――質的研究の新展開』(分担執筆、安田裕子・サトウタツヤ編、誠信書房、2012 年)、『対人援助学を拓く』(分担執筆、村本邦子・土田宣明・徳田完二・春日井敏之・望月昭編、晃洋書房、2013 年)。論文に「正規雇用に就いた離別シングルマザーの自立した老後設計は可能か――選び取っていく『働けるまで働く』というひとりの老後」(小林宗之・谷村ひとみ編『生存学研究センター報告19 戦後日本の老いを問い直す』、2013 年)など。

倉橋 耕平(くらはし・こうへい)
 関西大学・近畿大学・大手前大学・成安造形大学非常勤講師。社会学(とくにメディア論・ 情報社会論)。著書に『ジェンダーとセクシュアリティ――現代社会に育つまなざし』(共編著、昭和堂、2014 年)。論文に「〈性奴隷〉は新聞報道にどのように登場したか――1991− 92 年の国内紙・英字紙を中心に」(大谷通高・村上慎司編『生存学研究センター報告 21 生存をめぐる規範――オルタナティヴな秩序と関係性の生成に向けて』、2014 年)「NHK『ETV2001』番組改編裁判の争点――判決文の背後にある『自由』の分析から」(『マス・コミュニケーション研究』74 号、2009 年)など。

*◆ 藤原 信行(ふじわら・のぶゆき)
 立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員。知識社会学・家族社会学・医療社会学。著書に『自殺と向き合う』(分担執筆、浅野弘毅・岡崎伸郎編、批評社、2009 年)。論文に「『あなた も GKB47 宣言』における自殺をめぐる規範的秩序―争点としての、自殺(者)カテゴリーの『述語』」(大谷通高・村上慎司編『生存学研究センター報告 21 生存をめぐる規範――オルタナティヴな秩序と関係性の生成に向けて』、2014 年)、「自殺動機付与/帰属活動の社会学・序説―デュルケムの拒絶、ダグラスの挫折、アトキンソンの達成を中心に」(『現代社会学理論研究』6 号、2012 年)など。

櫻井 悟史(さくらい・さとし)
 立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員。歴史社会学・犯罪社会学。著書に『死刑執行人の日本史――歴史社会学からの接近』(青弓社、2011 年)、『体制の歴史――時代の線を引きなおす』(共編著、洛北出版、2013 年)。論文に「日本における体罰論の批判的精査とスポーツ体罰の倫理学的検討」(共著、『生存学』8 号、2015 年)など。

安 孝淑(あん・ひょすく)
 立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程。社会福祉学・家族社会学。論文に「韓国における ALS の人を支援する制度の現在とその改善可能性」(『立命館言語文化研究』26 巻 4 号、2015 年)、「ALS 患者をめぐる支援制度の日韓比較――難病・障害支援制度と 介護保険制度の分析を通じて」(『Core Ethics』9 号、2013 年)、「韓国 ALS 患者の意思伝達をめぐる状況と課題」(『Core Ethics』8 号、2012 年)など。

安部 彰(あべ・あきら)
 大阪市立大学ほか非常勤講師。哲学・倫理学。著書に『連帯の挨拶――ローティと希望の思想』(生活書院、2011 年)、Begriff Unt Bild Der Modernen Japanischen Philosiphie(分担執筆、Herausgegeben von Raji C. Steineck, Elena Louisa Lange und Paulus Kaufmann, Frommann-Holzboog, 2014)。論文に「日本における体罰論の批判的精査とスポーツ体罰の倫理学的検討」(共著、『生存学』8、2015 年)など。

UP: 20160404 REV:20161222, 20190514, 0630
規範×秩序研究会  ◇生存学創成拠点の刊行物  ◇テキストデータ入手可能な本  ◇身体×世界:関連書籍 2010-  ◇BOOK
TOP HOME (http://www.arsvi.com)