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『歴史のなかの社会国家――20世紀ドイツの経験』

辻 英史・川越 修 編 20160131 山川出版社,337p.

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last update:20160203

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■辻 英史・川越 修 編 20160131 『歴史のなかの社会国家――20世紀ドイツの経験』,山川出版社,337p. ISBN-10:4634672294 ISBN-13:978-4634672291 4000+ [amazon][kinokuniya] ※ s03

■著者紹介

辻英史[ツジヒデタカ]
1971年生まれ。法政大学人間環境学部准教授

川越修[カワゴエオサム]
1947年生まれ。同志社大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

序章 社会国家の縮減か、拡大か――「福祉の複合体」の過去・現在・未来
第T部 社会国家のダイナミズム――家族をめぐる包摂と排除
 第一章 在宅看護・家事援助からみる社会国家の家族像――一八九〇年代〜一九二〇年代
 第二章 高齢独身女性をめぐる「包摂」と「承認」のはざまで――ヴァイマル期クラインレントナーの貧困問題から
 第三章 「傷ついた父親」は家族の扶養者たるか――第二次世界大戦後西ドイツの戦争障害者援護

第U部 社会国家と中間組織――国家・市場・家族をつなぐもの
 第四章 社会国家への夢――帝政期オルタナティヴ運動からの提案
 第五章 社会国家と民間福祉――占領期・戦後西ドイツを例として
 第六章 旧東ドイツに中間組織は存在したか―人民連帯の活動を手がかりに

第V部 揺れる社会国家――家族の多様化とジェンダー秩序
 第七章 育児をめぐるポリティクス――西ドイツの「新しい家族政策」構想のゆくえ
 第八章 子どもに注がれる視線――一九六〇〜七〇年代の西ドイツにおける子育て
 第九章 一九六〇〜七〇年代、性規範の多様化に揺らぐ西ドイツ社会――『性の図書書』論争にみる公権力側の対応
終章 ドイツ連邦共和国における家族と社会国家――二十世紀から二十一世紀へ

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:安田 智博
UP:20160203 REV:
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