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『ケアをすることの意味――病む人とともに在ることの心理学と医療人類学』

Kleinman, Arthur/皆藤 章 監訳・江口 重幸 訳 20151020 誠信書房,191p.

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last update:20151128

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Kleinman, Arthur/皆藤 章 監訳・江口 重幸 訳 20151020 『ケアをすることの意味――病む人とともに在ることの心理学と医療人類学』,誠信書房,191p. ISBN-10:4414428661 ISBN-13:978-4414428667 2400+ [amazon][kinokuniya] ※ ma. c04

■内容

医療人類学の世界的権威、ハーバード大学教授アーサー・クラインマンが現代におけるケアの本質を問う。貴重な来日講演(京都・東京)も収録。

■著者紹介

皆藤章[カイトウアキラ] [Kleinman,Arthur]
1957年福井県生まれ。1979年京都大学工学部入学。京都大学教育学部転学部。1986年京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。大阪市立大学助教授、甲南大学助教授を経て、京都大学大学院教育学研究科教授。文学博士。臨床心理士

クラインマン,アーサー[クラインマン,アーサー]
1941年ニューヨーク市生まれ。現在、ハーバード大学教授(the Esther and Sidney Rabb Professor)。同大学医学部社会医学科の医療人類学・精神医学教授。ボアズ賞(アメリカ人類学会が授与する最高の賞)受賞。アメリカ精神医学会名誉会員。アメリカ芸術科学アカデミー会員

江口重幸[エグチシゲユキ]
1951年東京生まれ。1977年東京大学医学部医学科卒業。長浜赤十字病院、都立豊島病院を経て、1994年〜一般財団法人精神医学研究所附属東京武蔵野病院精神科医。現在、東京武蔵野病院副院長、教育研究部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

第T部
第1章 ひとりの心理臨床家の考える人間の生とアーサー・クラインマンの存在
第2章 21世紀における感性と主観性の変容――人類は生き残れるか
第3章 悲劇そしてケアをすること――アート(テクネー)としての医の失敗)

第U部
第1章 ケアをすること――より人間らしくなるための旅
第2章 不治の病いを生きる人へのケア――ある事例を巡って
第3章 病いと人間的体験――慢性の病いとともに生きること
第4章 耐えるということ――アーサー・クラインマン

第V部
第1章 ケアをすること
第2章 道徳的・人間的体験としてのケアの実践
第3章 クラインマンから学んだいくつかのこと――臨床人類学が医療やケアにもたらすもの

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:安田 智博
UP:20151128 REV:
医療人類学 ケア care 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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