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『「お迎え」されて人は逝く――終末期医療と看取りのいま』

奥野 滋子 20150803 ポプラ新書,196p.

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last update:20150919

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■奥野 滋子 20150803 『「お迎え」されて人は逝く――終末期医療と看取りのいま』,ポプラ新書,196p. ISBN-10:4591146308 ISBN-13:978-4591146309 780+ [amazon][kinokuniya] ※ d01. et. t02

■内容

死は、けして敗北ではありません。人生を、医療任せにしてはいけません。「亡き母が手を握ってくれた」「夫と愛用車でドライブに行った」―これまで幻覚・せん妄として治療対象であった「お迎え」現象が、死生に向き合う貴重な過程とし・ト医療現場で注目されている。死を恐れ、痛みとたたかう患者に何ができるのか、緩和ケア医として2500人を看取った医師が終末期医療のあり方、死との向き合い方を問いかける。

■著者紹介

奥野滋子[オクノシゲコ]
1960年富山県生まれ。金沢医科大学卒業。順天堂大学医学部麻酔科学講座で麻酔・痛み治療に従事。2000年より緩和ケア医に転向。神奈川県立がんセンター、順天堂医院緩和ケアセンターを経て、現在医療法人社団若林会湘南中央病院在宅診療部長として、臨床と教育の両面で緩和ケアに携わっている。東洋英和女学院大学大学院人間科学研究科(宗教学分野)修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

1章 人は誰でも見守られて逝く(自分の死をどこまでイメージできますか?;「死にたくないんだ」「なんでオレなんだ」 ほか)
第2章 医療の現場と「お迎え」現象(患者本位の医療が叫ばれて;「せん妄」とは何か ほか)
第3章 死ぬことを忘れてしまった日本人(病院依存度の高い日本人;病院で死は「敗北」を意味する ほか)
第4章 看取りの役割(看取りの役割とはなんだろう?;あなたの「死に場所」がなくなる? ほか)
第5章 「望ましい死」とはなんだろう?(「お迎え」体験はあちこちに転がっていた;自然や先祖と私たちはつながっている ほか)

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:安田 智博
UP:20150919 REV:
 安楽死・尊厳死 ターミナル・ケア 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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