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『女が女になること』
三砂 ちづる 20150830 藤原書店,256p.
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last update:20160928
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■三砂 ちづる 20150830 『女が女になること』,藤原書店,256p. ISBN-10: 4865780378 ISBN-13: 978-4865780376 2200+
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※ w02, f03
■内容
(本の表紙より)
月経、妊娠、出産、子育て……女のからだの喜びが、いのちと社会を支える。
◎セクシャル・マイノリティや産まない/産めない女性の権利は重要だが、マジョリティであるはずの男女の間の未婚、セックスレス、少子化や、現実の出産と育児にはどう向き合うのか。
◎「仕事と家事・育児の両立」が喧しいが、問題は両立や経済だけではなく、男に抱きとめられ、子どもを産み育て、性と生殖を担う女のからだの喜びが見失われていることではないか。
◎見失われつつある女たちの家族への「祈り」と家での「働き」を、どうすれば今、肯定的に取り戻せるか?
■著者紹介
三砂ちづる[ミサゴチズル] 1958年生。津田塾大学国際関係学科教授。京都薬科大学卒、ロンドン大学Ph.D.(疫学)。ロンドン大学衛生熱帯医学院研究員、JICA疫学専門家として約15年ブラジル等で研究と国際協力活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
I 子どもを産む
1 出産の場にたちあがるもの
2 “豊かな出産経験"――科学的根拠の可能性と限界
3 日本の開業助産所は何をするところか
II “生殖"のからだを生きる
4 母乳哺育
5 「母性保健」と「科学的根拠」――AMTSLを例として
6 「リスクと不安」から考える
7 妊娠中絶
III 女の朝夕から
8 三歳児神話と軒遊びの喪失
9 「排泄」に応えることから
10 家庭内業績主義
祈りと家事の日常――あとがきにかえて
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:
安田 智博
更新:
焦 岩
UP: 20160928
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