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『老いてさまよう――認知症の人はいま』

毎日新聞特別報道グループ 編 20150120 毎日新聞社,255p.

last update:20150420

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■毎日新聞特別報道グループ 編 20150120 『老いてさまよう――認知症の人はいま』,毎日新聞社,255p.  ISBN-10: 4620322865 ISBN-13: 978-4620322865 \1400+税  [amazon][kinokuniya]

■内容

「太郎」という仮名のまま施設で暮らしていた男性の家族との劇的な再会、線路に迷い込み轢死した男性の家族にのしかかった巨額賠償請求…。 大反響を呼んだ、さまざまな人間ドラマとともに、「認知症のいま」をあぶり出し、社会を動かした渾身のキャンペーン。 2014年度新聞協会賞・菊池寛賞ダブル受賞。

■目次

はじめに 花谷 寿人

鳥かごの家から
高齢者を囲い込み
リハビリもできず
話し相手もなく
介護選択肢なく
誰とも交わらず
制度のはざまで
「とにかく住まいを」
「居場所はここだけ」――住人たちの年始
【反響特集】長生き、喜べぬ現実
住み込み取材を続けて――山田 泰蔵

ある老健より
老健、みとりの場に
選別され、出ては戻り
安息つかの間――7カ所目、1カ月で逝く
敬遠される男性
身体拘束の痛み
家で食事、妻が笑う

閉鎖病棟から
自由奪う抑制帯
残る家族も癒えぬ傷
呼んでも誰も来ない
管つながれ生き続ける
つきまとう転院の不安
車いすより「歩きたい」
再出発へ家族支える

「太郎さん」
仮名2年、認知症男性、身元不明のまま
「私」知る人どこに
身元判明、家族と再会
「少し肥えたねえ」家族目を潤ませ
「本当の誕生日」笑顔で
戻らぬ安定した生活――銭場 裕司
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誰にでも起こりうる――銭場 裕司

JR認知症鉄道事故訴訟
【特集ワイド】認知症事故と損害賠償〈上〉・〈下〉
【記者の目】認知症の人の事故防止、国は十分な情報収集を――山田 泰蔵
認知症男性事故死控訴審、同居の妻には賠償責任 長男への訴求棄却
【社説】みんなの目で守ろう 認知症と鉄道事故
認知症で列車事故「損害救済制度を」家族の会
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おわりに 小川 一

■引用

■書評・紹介

素人がいい加減な事を書くな
投稿者 Francis 投稿日 2015/4/4

 余りにも酷すぎる。毎日新聞の凋落ぶりを感じるようで非常に残念。介護施設の実態すら中途半端にしか知らないなら余計な事は書くな。 こんなバカ本が新聞協会賞や菊池寛賞を取れること自体が、受け入れ難い。
 いろいろ事実誤認があるが、身体拘束は介護施設でも出来ないわけじゃない。しかし、介護施設で身体拘束を行うには切迫性、非代替性、一時性の条件を満たし、 カンファレンスや同意書、経過観察を記録して行うことなどをしている。この程度の理解もできないなら、介護の本を書く資格さえない。
 また利用者や認知症老人の姿を平気で顔出しで撮っているが、肖像権を知らないのだろうか?家族の同意を取ればいいと言うものではない。 家族では成年後見人になっていない限り、代理権が無いのだ。
 愛知のJRの事故にしろ、JR側がなぜ提訴に至ったのかも書いていない。JRは何度も遺族に損害賠償の交渉を持ちかけたが、それさえも拒否するために提訴に至ったのだ。 しかも賠償額としては、JRは実際の被害よりも少ない700万ほどしか請求していない。JRは列車事故を起こされても実際の被害額を請求することができないのだ。 あまりにも金額が大きいと相続放棄をされてしまうからだ。一概にJR東海を批判的に書くのはいいことではない。どうしてそうなったのかを書くことが必要ではないか。
 仮にも社会の木鐸であるべき新聞社が読者の願望や希望にこたえる書籍を作るのは報道機関として逸脱している。

■言及



*作成:北村 健太郎
UP: 20150420 REV:
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