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『理不尽な進化――遺伝子と運のあいだ』

吉川 浩満 20141031 朝日出版社,448p.

last update:20150210

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■吉川 浩満 20141031 『理不尽な進化――遺伝子と運のあいだ』,朝日出版社,448p. ISBN-10:4255008035 ISBN-13:978-4255008035 2200+ [amazon][kinokuniya] ※ g01
『理不尽な進化――遺伝子と運のあいだ』表紙イメージ

■内容

99.9%の生物種が消える?「絶滅」から生命の歴史を眺める!この世は公平な場所ではない?進化論が私たちに呼び覚ます「魅惑と混乱」の源泉を、科学と人文知の接点で掘り当てる、進化思想の冒険的考古学!

■著者紹介

吉川 浩満[ヨシカワヒロミツ]
1972年3月、鳥取県米子市生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。国書刊行会、ヤフーを経て、文筆業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

序章 進化論の時代
進化論的世界像――進化論という万能酸
みんな何処へ行った?――種は冷たい土の中に
絶滅の相の下で――敗者の生命史
用語について――若干の注意点

第1章 絶滅のシナリオ
絶滅率九九・九パーセント
遺伝子か運か
絶滅の類型学
理不尽な絶滅の重要性

第2章 適者生存とはなにか
誤解を理解する
お守りとしての進化論
ダーウィン革命とはなんだったか

第3章 ダーウィニズムはなぜそう呼ばれるか
素人の誤解から専門家の紛糾へ
グールドの適応主義批判――なぜなぜ物語はいらない
ドーキンスの反論――なぜなぜ物語こそ必要だ
デネットの追い討ち――むしろそれ以外になにが?
論争の判定

終章 理不尽にたいする態度
グールドの地獄めぐり
歴史の独立宣言
説明と理解
理不尽にたいする態度
私たちの「人間」をどうするか
あとがき

■引用

■書評・紹介

◆養老 孟司 2014/11/09 「絶滅も歴史のうち「自然淘汰」超える哲学」,『毎日新聞』 (2014年11月9日) > 『毎日新聞』書評掲載『理不尽な進化――遺伝子と運のあいだ』

◆日本経済新聞 2014/11/23 「現代社会の『物の見方』の起源』

◆東海財界 2014/11/25

◆島田 雅彦 2014/12/21 「書評 絶滅と繁栄、分かれ道の無常」,『朝日新聞』 (2014年12月21日) > 『朝日新聞』書評掲載『理不尽な進化――遺伝子と運のあいだ』
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2014122100006.html

■言及



*作成:安田 智博
UP: 20150210 REV: 20150210
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