『病院のアート――医療現場の再生と未来』
アートミーツケア学会 編/森口 ゆたか・山口(中上) 悦子 編 20140627 生活書院,246p.
last update:20140807
■アートミーツケア学会 編/森口 ゆたか・山口(中上) 悦子 編 20140627 『病院のアート――医療現場の再生と未来』,生活書院,246p. ISBN-10:4865000283 ISBN-13:978-4865000283 2000+ [amazon]/[kinokuniya] ※ a10
■内容
(「生活書院HP」より)
人間らしさと自分らしさを回復し表現する医療とアート。その原点と未来を医療現場におけるアート活動の最前線から展望する、医療関係者・アーティスト必読の書。
■目次
はじめに 山口(中上) 悦子
第1章 病院という名のコミュニティを再生する
■座談会 創造的な場をきりひらく 森 合音×巽 花子×杉山 暁子×神田 美子
■“アートな”ボランティア活動──病院本来の目的にはない「楽しさの追求」を目的として 李 永淑
■小児科病棟をミュージアムに 犬飼岳史
■病院環境のヒューマナイジング──学生によるホスピタルアート活動を通じて 鈴木 賢一
■アートもクスリ──「入院して儲かった!」を合言葉に ゴウヤスノリ×飯田 紀子×山口(中上) 悦子
■病院におけるアート・マネジメント──「アーティスト@「夏休みの病院」を事例に 中西 美穂
■まとめ 隔てつつ接続していくための境界設計 坂倉 杏介
第2章 医療の質を問いなおす
■対談 生きることに向き合う病院経営とは?──質の高い“療養の場”、“働く場”のプロデュース 中川 義信×西田 朗
■対談 病院という場の多様性をいかに育むか、守るか?──医療とアートの仲人 奥村 伸二×平井 祐範
■病院にうるおいを──職員の思いとアートをどうつなぐか 長島 明子
■総合芸術の場としての病院 糸井 和幸
■まとめ 生きることへ向き合う創造、挑戦、そして越境 山口 悦子
第3章 医療とアートの未来をみる
■対談 病院が育てる新しいアートとデザインとは?──ホスピタリティアート・プロジェクトから見えてきたもの 高田 重男×横川 善正
■ヒーリング・アート──制作活動を通じた美術大学の人材育成 山野 雅之
■HAPii+──京都造形芸術大学とNPO・病院が取り組むひとづくり 北村 英之
■まとめ コミュニティをフィールドに、創造の力を育てる学びのスタイルへ 齋藤 啓子
おわりに 森口 ゆたか
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:安田 智博