『日本の雇用と中高年』
濱口 桂一郎 20140507 筑摩書房,ちくま新書,238p.
last update:20140519
■濱口 桂一郎 20140507 『日本の雇用と中高年』,筑摩書房,ちくま新書,238p. ISBN-10:4480067736 ISBN-13:978-4480067739 780 [amazon]/[kinokuniya] ※ w01. e06
■内容
(「BOOK」データベースより)
労働問題の責任ある唯一の答えは「長く生き、長く働く」を目指すことしかない。けれど社会環境が激変しつつあるなか、雇用と働き方をめぐる問題が噴出している。ひとたびレールを外れると、年齢が足枷になって再挑戦もままならない。損か得か…などといった不毛な議論では、この状況の大転換を見失ってしまう。感情論では雇用は増えないし、不公平も解決できないのだ。では、矛盾だらけの建前と本音のどこが問題か。どのような制度設計が可能なのか。第一人者が労働問題の本質を平易に解き明かす。
■著者略歴
(「BOOK著者紹介情報」より)
1958年大阪府生まれ。東京大学法学部卒業。労働省、欧州連合日本政府代表部一等書記官、衆議院調査局厚生労働調査室次席調査員、東京大学客員教授、政策研究大学院大学教授を経て、現在、労働政策研究・研修機構の主席統括研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
序章 「若者と中高年、どっちが損か?」の不毛
第1章 中高年問題の文脈
第2章 日本型雇用と高齢者政策
第3章 年齢差別禁止政策
第4章 管理職、成果主義、残業代
第5章 ジョブ型労働社会へ
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:安田 智博