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『よくわかる障害学』(やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)

小川 喜道・杉野 昭博 編著 20140430 ミネルヴァ書房,190p.

last update:20140507

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小川 喜道杉野 昭博 編著 20140430 『よくわかる障害学』(やわらかアカデミズム・わかるシリーズ) ,ミネルヴァ書房,190p. ISBN-10:4623067947 2400 [amazon][kinokuniya] ※ ds.

■内容

(「ミネルヴァ書房」より)
本書は、支援にとって最も重要でありながらあまり顧みられることのなかった障害者の生活ニーズから障害者支援を学ぶ、これまでにない障害学入門書である。支援技術がいかに必要とされているのか、どんな人がなぜそのような技術を必要としているのかという視点からの記述によって、「技術」ではなく「ニーズ」を知ることができる一冊。
〔ここがポイント〕
◎ 障害者のニーズという視点から当事者の声を多数取り上げ支援のありようを考える
◎ 障害学の展開を詳しく解説する
◎ 多彩な写真で理解を助ける

■著者略歴

小川 喜道
2014年4月現在 神奈川工科大学教授

杉野 昭博
2014年4月現在 首都大学東京人文科学研究科教授

■目次

はじめに

T 工学・医療・福祉のための障害学入門
 1 障害学とは何か:障害を当事者視点から考える
 2 個人の改造か,環境の操作か:個人モデルと社会モデル
 3 障害の社会モデルとまちづくり
 4 日本におけるバリアフリーの発展
 5 ユニバーサル・デザインの広がり
 6 ユニバーサル・デザインにおけるスパイラルアップ
 7 ショウガイの表記をめぐる議論
 8 「障害」と「障害者」の定義
U 機器開発とユーザー視点
 1 ユーザー中心の開発
 2 開発者とユーザーの葛藤:ニーズとシーズのコミュニケーション
 3 私たちのことは,私たち抜きで決めないで:Nothing about us without us !
 4 支援機器開発への願い:視覚障害のあるユーザーの立場から
 5 共遊玩具:目や耳の不自由な友だちともいっしょに楽しめるおもちゃ
 6 携帯電話と視覚障害者
 7 食事支援ロボットの開発とユーザーの役割
 8 インクルーシブデザインと商品開発への当事者参画
 9 障害者の暮らしにかかわる製品の配慮設計指針
 10 ICTの国際規格と当事者参画

V 工学技術と障害者の暮らし
 1 障害者の暮らしと支援機器
 2 私の暮らしと環境制御装置
 3 重症心身障害児者の暮らしと福祉機器
 4 ロービジョンにとっての環境とユニバーサルデザイン
 5 ユーザーが生かす過去の機器
 6 聴覚障害と支援技術
 7 私の暮らしと電動車いす
 8 共用品の量産化と個別性
 9 障害文化としての技術

W 暮らしのなかでの障害
 1 障害者の暮らしと社会
 2 子育て,コミュニケーション,地域,そして手話
 3 子育てと視覚障害
 4 子育て,家族,障害者運動
 5 無視された日常生活動作と自助具:身体障害者のセクシュアリティ
 6 介助犬と暮らす
 7 頸髄損傷と在宅就労
 8 見えないアンテナ
 9 見えにくい障害:高次脳機能障害
 10 福祉のまちづくりに思う

X 支援の現場,支援の仕事
 1 支援者の模索
 2 障がいがある人をどう支援するか
 3 義肢装具の可能性
 4 教育現場の努力
 5 企業文化とインクルーシブデザイン
 6 病院から地域に出て働く
 7 アジアの障害問題を考える
 8 障害者とともに考えるデザイン
 9 合理的配慮と工学的支援

Y 支援を支える制度:歴史的展開
 1 教育と仕事から始まった支援
 2 身体障害者福祉法
 3 障害児施策と1950?60年代の親の運動
 4 コロニー計画と脱施設化
 5 所得保障制度
 6 障害のある人の雇用を支援する制度
 7 国際障害者年と自立生活運動
 8 在宅ケアを支える制度の成り立ち
 9 精神障害者のための制度:医療・年金・就労
 10 ADAと障害者権利条約
 11 障害者総合支援法と参加に向けた支援
 
Z 支援にかかわる制度のジレンマ
 1 支援制度の矛盾とジレンマ
 2 社会保障給付費と国民医療費
 3 診療報酬制度のしくみ
 4 診療報酬と入院期間の短縮
 5 脳血管障害の退院支援と医療介護制度
 6 遷延性意識障害の退院支援と在宅療養
 7 精神科病院からの退院と地域生活支援
 8 高次脳機能障害の医療と福祉の 連携課題
 9 福祉用具と補装具の制度
 10 移動と支援技術をめぐる当事者運動の議論

[ 障害学の思想
 1 障害の普遍性モデル
 2 生きるために:優生思想との闘い
 3 ノーマライゼーション:北欧の反優生思想
 4 日本の障害学の原点:1970年代の脳性マヒ者運動
 5 「脱親」という思想
 6 リハビリテーションという思想
 7 反訓練:IL・ろう文化
 8 社会のカベを崩す:社会モデル
 9 障害と文化:ふたつのアプローチ
 10 少数者が我慢しなくてもよい「共生」を探す

さくいん

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:安田 智博
UP: 20140507 REV:
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