HOME > BOOK >

『こんなときどうする?在宅医療と介護――ケースで学ぶ倫理と法』

松田 純・青田 安史 20140331 南山堂,静岡大学人文社会科学部研究叢書,134p.

Tweet
last update:20161125

このHP経由で購入すると寄付されます


松田 純・青田 安史 20140331 『こんなときどうする?在宅医療と介護――ケースで学ぶ倫理と法』,南山堂,静岡大学人文社会科学部研究叢書,134p. ISBN-10: 4525522216 ISBN-13: 978-4525522216 2,000+ [amazon] [kinokuniya]

■内容

(amazonより引用)
 近年の在宅医療や介護では,医療施設とは異なる倫理的な対応が求められることも多い.そのため,対人援助職は多職種連携のヒューマン・ケアに習熟する必要があり,こうした連携を促進する“倫理と法"が求められる.本書は,在宅医療・介護の現場で発生している倫理的・法的な問題を,ケーススタディの形で考察した内容となっている.

■目次

ケアにおける倫理と法とは
ケーススタディ
Case1 :がんによる疼痛に苦しむ在宅患者に 緩和治療を提案するとき
Case2 :在宅療養者の経口摂取が困難になったとき
Case3 :通院やサービスの拒否があり,今後の療養が不安な独居の在宅療養者
Case4 :在宅で身体拘束を発見したとき
Case5 :看病も介護もしない遠くの親戚が途中で介入してきたとき
Case6 :訪問リハビリテーションで障がいの 予後について説明するとき
Case7 :妻を介護している夫からプロポーズされたとき
Case8 :精神障がいのある方から訪問を拒絶されたとき
Case9 :在宅療養者の病状が悪化したとき -急性期病院へ入院,それともこのまま在宅での看取り?
Case10:ショートステイで息子がケア計画についていろいろ要望するとき
Case11:介護に熱心な息子が母親を虐待していることに気づいたとき
Case12:訪問介護でセクシュアルハラスメントを受けたとき
Case13:認知症の患者のもとに遺産目的の次男が訪ねてきたとき
Case14:施設での医療・介護の実施をめぐって成年後見人と対立したとき
Case15:要介護者,介護者,多職種間でのコミュニケーションを円滑にするには
Case16:通所リハビリテーションで,希望するリハビリテーションが実施されない場合
Case17:生活保護の受給者のさまざまなケアを周りから要請されたとき
Case18:刑務所出所者の支援のために犯罪歴を隠すとき
コラム
1 生命・医療倫理の4 原則
2 効果的な退院時共同指導-退院連携シート―
3 「高齢者ケアの意思決定プロセスに関するガイドライン」について
4 自己決定の支援
5 身体拘束の法的扱い
6 「お迎え」体験
7 障がいの予後告知
8 専門職と倫理
9 事前指示と事前ケア計画
10 高齢者の世界:喪失と人生の再構築
11 傾聴がもたらすもの
12 セクシュアルハラスメント回避のために
13 「情報」と「秘密」
14 「相続」と「遺言」
15 成年後見制度
16 障害者権利条約と成年後見制度
17 対人援助職に求められる“声づかい"とは
18 病院から在宅へ-リハビリテーションの役割
19 チームケアを実現するケア会議
20 災害後の在宅療養者への対応

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:焦 岩
UP: 20161125
身体×世界:関連書籍  ◇="../b/index.htm">BOOK
TOP HOME (http://www.arsvi.com)