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『胸さわぎの鴎外』

西 成彦 20131230 人文書院,228p.
[English]

last update:20140227


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『胸さわぎの鴎外』表紙イメージ

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西 成彦 20131230 『胸さわぎの鴎外』 人文書院,228p. ISBN-10:4409160958 ISBN-13: 978-4409160954 2000+ [amazon][kinokuniya] ※ mc. l10. a06. d01.

■内容

(「amazon」より)
古今東西の文学を縦横無尽に論じる、比較文学者西成彦による満を持しての鴎外論。戦時性暴力を静かに断罪する『鼠坂』、性欲処理に悩める男を描いた『舞姫』、民衆の語りを政治の語りに変えてみせた『山椒大夫』など、人間の身勝手さ、残酷さ、恥ずべき側面を、外は見逃さない。魅力的な素材であったのだ。近代の申し子ともいうべき外の冷徹なまなざしが明らかになる。その視線の下で恥じ入るべきは、レイプされた植民地の女や徴兵逃れの罪をおそれる移民の老婆ではなく、植民地帝国の男たち、そして恥を直視できない「腰砕け」のわれわれなのだ。

(「BOOK」データベースより)
古今東西の文学を縦横無尽に論じる、比較文学者西成彦による満を持しての鴎外論。

著者について
1955年生まれ。立命館大学先端総合学術研究科教授。専攻は、比較文学、元ポーランド文学。主な著書に『ラフカディオ・ハーンの耳』(岩波書店 1993年)、『イディッシュ‐移動文学論1』(作品社 1995年)、『ターミナルライフ 終末期の風景』(作品社 2011年)訳書に『ペインティッド・バード』(松籟社 2011年)『牛乳屋テヴィエ』(岩波文庫 2012年)などがある。

■目次

I 鼠坂殺人事件ほか
 鼠坂殺人事件─性暴力と「恥」について
 老移民と皇太子─愛国心と「恥」について
 『鼠坂』  森鴎外
 『藪の中』(後半)  芥川龍之介

II 性欲と石炭と植民地都市─『舞姫』再考

III 鴎外と漱石、百
  鴎外と漱石─乃木希典の殉死をめぐる二つの文学
  百閧ニ漱石、あるいは百閧フ漱石
  反=三四郎の東京

IV 『山椒大夫』における政治、あるいは宗教離れ

  「雑種的思考」に向けて、あるいは「複数の胸騒ぎ」

■引用


■書評・紹介


■言及





*作成:小門 穂 更新:志知 雄一郎
UP:20131224 REV:20140118, 0227
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