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『てっちゃん――ハンセン病に感謝した詩人』

権 徹(ゴン・チョル) 20131218 彩流社,142p.

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last update: 20190530

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■権 徹(ゴン・チョル) 20131218 『てっちゃん――ハンセン病に感謝した詩人』,彩流社,142p.ISBN-10: 4779119545 ISBN-13: 978-4779119545 2000+ [amazon][kinokuniya] ※ lep

■内容

amazonより

 「らいなって、よかった」
17歳でふるさと津軽の家族と別離。療養先の群馬草津の施設で、多くの苦難が彼を襲う。ハンセン病(らい病)から派生した病魔は、彼から手を奪い、光を奪い、声帯を冒し、皮膚の神経感覚を奪った。さらに療養所で出会った妻と娘を失い、絶望のどん底で青年時代を過ごした。
のちに59歳で詩作と出会い、ユーモアあふれる魂の叫びを詠い、多くの人々の心をつかんだ。運命的な人々とも出会った。
「てっちゃん」の愛称で親しまれた詩人・桜井哲夫は、人生を奪った「らい」をどう生きたのか――
その素顔に迫ったフォトドキュメンタリー。

■目次

第1章 夢がかなった釜山の旅
第2章 てっちゃんと「山の療養所」
第3章 全生園入所者それぞれの想い
第4章 過酷労働の島小鹿島
第5章 日本の「アウシュビッツ」
第6章 長峰利造の「破戒」

■著者について

奥付けより

権 徹(ゴン・チョル)
ドキュメンタリー写真家。1967年韓国生まれ。94年に来日し、写真専門学校で報道写真家・樋口健二氏に師事。99年ハンセン病回復者を取り上げた写真記事で雑誌デビュー。
エキサイティングな夜の街・新宿歌舞伎町に魅せられて撮影を続けて17年めを迎える。最新作『歌舞伎町』(扶桑社刊)で第44回講談社出版文化賞写真賞を受賞。主な著書に『歌舞伎町のこころちゃん』(講談社刊)。

■引用



■書評・紹介



■言及





*作成:岩ア 弘泰
UP: 20190530 REV:
ハンセン病  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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