HOME > BOOK >

『経済学は人びとを幸福にできるか』

宇沢 弘文 20131107 東洋経済新報社,273p.

Tweet
last update:20150809

このHP経由で購入すると寄付されます


■宇沢 弘文 20131107 『経済学は人びとを幸福にできるか』,東洋経済新報社,273p.  ISBN-10: 4492314423 ISBN-13: 978-4492314425 1600+税  [amazon][kinokuniya]

■内容

2003年刊の底本『経済学と人間の心』(四六版上製)の新装版。効率性よりも人間の尊厳を大切にした経済社会の構築を説く。池上彰解説。

著者は市場メカニズムや効率性の重視に偏った考え方を批判し、人間の尊厳や自由を大切にした経済社会の構築を訴えてきた。 2000年代後半のリーマン・ショックや世界経済危機を経て、「人間が中心の経済」という思想はますます輝きを増す。同時に、幸福な経済社会を作るうえで、 経済学がどのような役割を果たせるかという議論が巻き起こっている。新装版では底本の構成を変え、未公開の講演録2本を追加し、池上彰の解説を加えた。 ノーベル経済学賞候補と言われた世界的な知の巨人・宇沢弘文が温かい言葉でその思想を語った珠玉のエッセイ集。

■目次

「人間のための経済学」を追究する学者・宇沢弘文――新装版に寄せて 池上彰

第1部 市場原理の末路
第1章 社会的共通資本は市場原理主義では守れない
第2章 パックス・アメリカーナの危うさ

第2部 右傾化する日本への危惧
第3章 昭和天皇とヨハネ・パウロ二世の言葉
第4章 戦争の傷を抱えた経済学者

第3部 60年代アメリカ――激動する社会と研究者仲間たち
第5章 若き友人たちを巻き込んだヴェトナム戦争
第6章 レオン・フェスティンガーを偲ぶ
第7章 九・一一テロが想起させる『ローマ帝国興亡史』
第8章 ハーヴェイ・ロードの僭見と日本の官僚

第4部 学びの場の再生
第9章 魚に泳ぎ方を教える
第10章 経済学の新しい地平を拓くのは学生だ
第11章 果たせなかった「夢の教科書」作り
第12章 大学で「学び」を心ゆくまで楽しむ
第13章 ビールを飲みにゆく心のゆとり
第14章 ケンブリッジのカレッジで
第15章 福祉は制度化できるか

第5部 地球環境問題への視座
第16章 社会的共通資本としての環境
第17章 経済学はグローバル・チェンジを考察できるのか
第18章 空海が学んだスリランカの溜池作戦
第19章 人間的な都市を求めて――ルーヴァン大学の挑戦
第20章 緑地という都市環境をどう創るか

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:北村 健太郎
UP: 20150809 REV:
経済学  ◇アクセス/まちづくり  ◇環境/環境思想  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
TOP HOME (http://www.arsvi.com)