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『統合失調症の責任能力 なぜ罪が軽くなるのか』

岡江 晃 20131121 dZERO,288p.

last update:20150203

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岡江 晃 20131121 『統合失調症の責任能力 なぜ罪が軽くなるのか』,dZERO,288p. ISBN-10:4844375938 ISBN-13:978-4844375937 1800+ [amazon][kinokuniya] ※ m

■内容

91人の被告人と対面した精神鑑定医(著者)が、精神障害者の犯罪に切り込んだ衝撃作! 取材殺到の話題作『宅間守 精神鑑定書』の著者による第二弾。 精神障害とりわけ統合失調症(精神分裂症)に対して厳罰化を求める風潮、そして裁判員制度がスタートした今、鑑定事例を詳細に引きながら、「責任能力あり・なしの境界線」を世に問う
〈本書収載の鑑定事例〉 [事例1]車で通勤途上の人たちを次々とはねて多数を殺傷 [事例2]父親を包丁で刺して重傷を負わせ、止めに入った母を刺殺 [事例3]長年各地を放浪したホームレスがコンビニで焼酎などを万引き

■目次

はじめに
T なぜ厳罰化が進んでいるのか
現状をどう見るべきか
厳罰化の背景にあるもの
U 「統合失調症の責任能力」を考えるための三つの鑑定事例
事例1 殺人、殺人未遂――Y鑑定書
事例2 殺人、殺人未遂――M鑑定書
事例3 窃盗――N鑑定書
事例4 統合失調症と診断した他の鑑定例
V 責任能力のある・なしの境界線をどこで引くべきか
責任能力を論じるときに押さえておくべきこと
裁判員制度における精神鑑定の問題点
おわりに

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:安田 智博
UP: 20150203 REV: 20150203
精神障害/精神医療 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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