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『サイコパス・インサイド――ある神経科学者の脳の謎への旅』

Fallon, James 201310 The Psychopath Inside: A Neuroscientist's Personal Journey into the Dark Side of the Brain,Current,256p.
=20150130 影山任佐,金剛出版,260p.

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last update:20211210

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■Fallon, James 201310 The Psychopath Inside: A Neuroscientist's Personal Journey into the Dark Side of the Brain,Current,256p. =20150130 影山任佐 『サイコパス・インサイド――ある神経科学者の脳の謎への旅』,訳書出版社,260p. ISBN-10:477241407X ISBN-13:978-4772414074 2800+ [amazon][kinokuniya] ※ m

■内容

金剛出版 HPより

「山積されたスキャン写真の最後に読影した脳スキャン画像はひどく奇妙なものであった。それまで私が記載してきたスキャン画像の中でもまさしくもっとも異常なものに思えた。この画像のかわいそうな持ち主はサイコパスであるか,少なくともこれとかなり一致する画像特徴を有していることを示していた。このスキャン画像の主が誰かに気づいた時に,なにかの間違いであろうと思いこまないではいられなかった……。しかし間違いではなかった。あろうことか,このスキャン画像の持ち主とはなんと私であった」(原書「解説より」)。 「人間の生物学的要因は,その行動にどの程度影響を与えるのであろうか?」 サイコパスとは,「精神病質(その人格のために本人や社会が悩む,正常とされる人格から逸脱したもの)である人」と辞書に記されており,共感性の低さ・自制心の欠如・大胆さなどに関連する先天性のパーソナリティ障害と言われている。本書の著者,神経科学者のジェームズ・ファロンは,サイコパスの脳の構造上のパターンを探していたところ,なんと自分が精神病質の脳の持ち主であることが判明。本書は,その後自らを研究材料に,精神病質と犯罪性との関連性を研究した結果を書き下ろしたものである。

■目次

プロローグ
第一章 サイコパスとはなにか?
第二章 悪の醸成(Evil Brewing)
第三章 殺人者の脳
第四章 血のつながり
第五章 第三の立脚点
第六章 表沙汰
第七章 愛と他の抽象的なもの
第八章 私の脳内の一群
第九章 サイコパスの脳を変えることはできるのか?
第十章 なぜサイコパスは存在しているのか?
訳者あとがき

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:宮内 沙也佳
UP:20211210 REV:
精神障害/精神医療  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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