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『イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか』

宮田 律 20130920 新潮社(新潮新書526),219p.

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last update:20161016

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宮田 律(おさむ) 20130920 『イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか』,新潮社(新潮新書526),219p.  ISBN-10: 4106105365 ISBN-13: 978-4106105364 720+税  [amazon][kinokuniya]

■内容

世界で16億の人口を誇るムスリムにとって、日本は憧れの国。イスラムを過剰に怖れる必要はない。私たちが思っている以上に、日本人は尊敬されているのだ。 日本は理想的社会とされ、アニメやマンガも引っ張りだこ。礼儀正しさや義理、人情といった美風に強い関心と共感を持っているのだ。 欧米の植民地主義に屈せず独立を守った日本の歴史や皇室の伝統へのムスリムの畏敬の念を紹介し、その良好な対日感情をどう国益に結びつけるかを論じる。 日本人のためのイスラム入門。

■著者略歴

1955(昭和30)年山梨県生まれ。現代イスラム研究センター理事長。83年、慶應大学大学院文学研究科史学専攻修了。UCLA大学院修士課程(歴史学)修了。 専門は現代イスラム政治研究、イラン政治史。

■目次

はじめに

第1章 イスラムの人々は義理・人情がお好き
日本と共通するメンタリティ
ネットで日本のポップカルチャーに接する若者たち
ドバイにある紀伊國屋書店の最大店舗
ドバイの「マンガ寿司」
日本をライバル視する中東のサッカー
柔道で中東に貢献
茶室をつくったアブダビの皇太子
和太鼓も人気
世界の安全保障に寄与する日本文化

第2章 イスラム世界で接した親日感情
日本とアフガニスタンは独立記念日が同じ?
アフガン支援を止めなかった中村医師
イラン人の親日感情
イランと日本の共通点
日本の中のペルシア文化
特別な友好関係にある日本とトルコ
イスタンブールの「乃木通り」「東郷通り」
旧ソ連イスラム系諸国でも

第3章 歴史の中で醸成された親日的感情
日土友好の礎となったトルコ軍艦救助
日露戦争勝利への畏敬の念
日本での布教の先駆者たち
日本軍勝利に狂喜したエジプト国王
ヒロシマ・ナガサキへの同情
インドネシア独立戦争に参加した旧日本兵たち
ウズベキスタンで称賛される抑留者たち
アルジェリア独立と気骨ある衆議院議員
イランにタンカーを送り込んだ出光
サウジ国王と直談判した「アラビア太郎」
先進国で初めてバングラデシュを国家承認
東南アジア諸国で圧倒的に高い親日感情
トルコ、エジプトでも高い好感度
「帰らないで」デモが起こった自衛隊サマーワ活動
弱者を救済する日本

第4章 イスラムは暴力的な宗教か?
理想とされたイスラム共同体による統治
異教徒に対するイスラム帝国の行政
「イスラムの家」と「戦争の家」
十字軍――歪曲されたイメージの始まり
オスマン帝国――キリスト教世界への重大な脅威
イスラムとヨーロッパの相克
「ジハード」の起源
暴力行使を容認したハワーリジュ派
中世のイスラム過激思想家
アラビア半島の復古運動ワッハーブ
ナショナリズムに抗する汎イスラム主義
現代における改革運動としてのイスラム
イスラム過激派への評価とアルジェリア事件
「サダム・フセインは地獄に行きます」
「アラブの春」、その後

第5章 遊牧民のもてなし文化
人懐っこく、気さくなムスリムたち
もてなしの原点、キャラバンサライ
イラン人の親切は家族を大切にする気持ちから

第6章 日本への注文
対イラン政策への提言
ソフトパワー行使の必要性
イスラムの習慣に不慣れな日本人
お昼寝・ハラール料理・土葬
日本への期待

第7章 中国、韓国との競合
最大のライバル・中国
サウジと中国との蜜月
メガ・プロジェクトに続々と参入する韓国
日本にしかない最強のカード「皇室」

おわりに

■関連書籍

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:北村 健太郎
UP:20161016 REV:
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