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『婦人保護施設と売春・貧困・DV問題――女性支援の変遷と新たな展開』

須藤 八千代・宮本 節子 編 20130701 明石書店,356p.

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last update:20160218

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■須藤 八千代・宮本 節子 編 20130701 『婦人保護施設と売春・貧困・DV問題――女性支援の変遷と新たな展開』,明石書店,356p. ISBN-10:4750338370 ISBN-13:978-4750338378 2600+ [amazon][kinokuniya] ※ s00. p06. v04. w09

■内容

(「Amazon」より引用)
「売春婦」の更生と保護を目的として発足した婦人保護施設は、時代の変遷とともにDV被害者を支援する役割も担い今日に至る。だが、入所者は少なく、施設の存在意義が問われ続けている。混迷する社会の中で女性支援の場は必要とされているにもかかわらず、そのニーズを受けとめた施設に再構築されてこなかったのはなぜか。福祉研究者や実践者のみならず、社会学や哲学的な視点からのアプローチも加えて、婦人保護施設を多面的に検討したはじめての本。

■著者紹介/h2> 須藤八千代[スドウヤチヨ]
愛知県立大学名誉教授

宮本節子[ミヤモトセツコ]
日本社会事業大学卒業、公務員を経て全国社会福祉協議会、日本社会事業大学付属日本社会事業学校などで社会福祉従事者養成に関わる。「ポルノ被害と性暴力を考える会」世話人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

第1章 社会福祉施設としての婦人保護施設の現実――その概要と実態
第2章 差別、貧困、暴力被害、性の当事者性――東京都5施設の実態調査から
第3章 「かにた物語」――空前絶後の成功と失敗
第4章 婦人保護施設で働く「ひと」――田口道子と横田千代子
第5章 人は変われる――東京・いこいの家から:障がい者施策の活用を中心に
第6章 婦人保護施設の今――大阪府立女性自立支援センターからの報告
第7章 貧困の広がりと婦人保護施設の役割――増加する女性ホームレスの入所とその背景
第8章 人身取引被害者と日本社会――送り出し国と受け入れ国を結ぶもの
第9章 女性の保護空間の再創造に向けた一考察――駆込寺、シェルター、婦人保護施設を手がかりに

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:安田 智博
UP:20160218 REV:
 貧困  ◇性暴力/DV:ドメスティック・バイオレンス  ◇女性と貧困ネットワーク  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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