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『ケアとは何だろうか――領域の壁を越えて (講座ケア―新たな人間‐社会像に向けて 1)』

広井 良典 編 20130630 ミネルヴァ書房,345p.

last update:20140923

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広井 良典 編 20130630 『ケアとは何だろうか――領域の壁を越えて (講座ケア―新たな人間‐社会像に向けて 1)』,ミネルヴァ書房,345p. ISBN-10:4623064891 ISBN-13:978-4623064892 3500+ [amazon][kinokuniya] ※ c04. e08. l

■内容

ケアとは、人間とは、社会とは―様々な学問分野と実践をクロスさせながら、ケアのありようやその意味を幅広い角度から探究することで、新たな人間理解と社会構想を展望するシリーズの第1巻。本書はシリーズの総論として、ケアの原理、現代社会とケアの関係に言及するとともに、様々な領域におけるケアの実践を取り上げ、そもそも人間にとってケアとは何なのかを考察する。

■目次

序章 いま「ケア」を考えることの意味……広井 良典

第T部 ケアの原理と社会システム
第1章 ケアと人間行動……友野 典男
第2章 「ケアの正義」の公共哲学……小林 正弥
第3章 ケアと完全従事社会……福士 正博
第4章 ケアの人類学……武井 秀夫
第5章 経済とケアの再設計……田中 洋子
第6章 地域再生・社会関係資本とケア……諸富 徹

第U部 ケアの臨床・実践
第7章 ケアと死生観――樹木葬の挑戦 いのちを見つめる墓地……千坂 ?峰
第8章 ケアと伝統文化――祭りと講・地域文化……藤本 頼生
第9章 ケアと終末期医療――がんからケアと死生を考える……中川 恵一
第10章 ケアと補完代替医療――ナラティブ・ベイスト・メディスンの立場から……辻内 琢也
第11章 ケアと看護・統合医療――人間が人間をケアすることの意味……川嶋 みどり
第12章 ケアと環境――必要なケア,新しいケア そらぷちキッズキャンプの挑戦……浅野 房世
第13章 ケアと森林――森林療法の概要と地域における今後の可能性……上原 巌
第14章 ケアと世代間交流・文化――東京おもちゃ美術館におけるソーシャルケアと世代間交流……多田 千尋
第15章 ケアと協同労働――「働く」ことの人間性と社会性を結んだ労働のあり方……古村 伸宏
第16章 ケアと都市空間――都市において「場所」を共有するということ……長谷川 浩巳
第17章 ケアと地域のセーフティネット――横浜市における「ケア・コミュニティ」形成へ向けて……中川 久美子
第18章 ケアと自殺対策――遺族にとっての原因究明と職場の改善を図ることの意義……川人 博

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:安田 智博
UP: 20140923 REV: 20140923
ケア 倫理/倫理学  ◇生活・生存 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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