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『終章を生きる――2025年超高齢社会』

下野新聞編集局 取材班 20130517 下野新聞新書7,238p.

last update:20130923

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■下野新聞編集局 取材班 20130517 『終章を生きる――2025年超高齢社会』,下野新聞新書7,238p.  ISBN-10: 4882865173 ISBN-13: 978-4882865179 \1000+税  [amazon][kinokuniya]

■内容

人は必ず最期を迎える。それならば、あなたは人生の終章に何を望むか――。2025年、日本は65歳以上の高齢者が総人口の30%を突破する。 もうわずか12年先の未来に超高齢社会は確実にやってくる。介護、医療、食、家族、夫婦、親子、社会。「老い」を考えることは社会を考えることに他ならない。 下野新聞連載中から書籍化の要望の大きかった「終章を生きる」に加筆・修正、識者の書き下ろしコラムも追加で掲載。豊かな終章への提言を栃木から発信する。 第1回 「日本医学ジャーナリスト協会賞」大賞。第31回 「ファイザー医学記事賞」優秀賞。

■目次

第一章 終章を生きる

プロローグ

足音
1 自ら描く最期
2 あの日の尊厳死から
3 貫いた「自分らしさ」
4 「直葬は嫌だ」
5 歳月重ねるニュータウン
6 高齢独居支える在宅ケア
7 さまよう「介護難民」
8 生と死を直視して

わが家で
1 家族、訪問医に寄り添われ/病院から在宅へ 募る不安/仕事か介護か 苦悩越え
2 夫婦の絆「絶食」克服/夫婦手づくりの自宅で/緩和ケアを支える感性
3 「自宅にいたい」と願う母/「入院するしかない…」/最後の教育
4 お家に帰ろう/病院から地域の中へ
5 認知症とともに
6 24時間365日
7 「空白地域」への挑戦/市街地から「できる」戦略
8 自宅で看取り、家族は…

老いのものがたり
1 大事なのは命の質/限りある人生
2 「ままならない」を悟る/口で味わえなくても
3 わが道を行く/自らつくった「のぞみ」/認知症…「らしさ」の危機/来た道に寄り添って

「食べる」への挑戦
1 食は生きる力の源/環境整え 食を促す/可能性信じる若い力
2 「できること」に気付き/認知症にも改善の兆し

支え合うまちへ
1 「肩車」の担い手たち/地域で活動 世代超え
2 見つけた自分の可能性/89歳の住み替え
3 住まい 新たな選択肢/「家庭」への挑戦
4 「つながる」への奔走
5 足して230歳の厨房/みんなを結ぶ「足」/「失う」痛み分かち合い/85歳のマスター/発想の転換

第二章 超高齢社会のあるべき姿は
2025年問題を読み解く 東大・辻哲夫教授
看取りの場どこに… 体制整わず「難民続出」か
生きざまを支える在宅ケア 医療法人アスムス太田秀樹理事長

第三章 豊かな終章へ 5つの提言
提言1 超高齢社会を認識し「命の質」最重視を
提言2 在宅ケアいつでもどこでも可能な体制に
提言3 自然な老いを見つめ直そう
提言4 終章の生き方、熟考し周囲と共有を
提言5 最期まで安心して住める支え合うまちに

おわりに

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:北村 健太郎
UP: 20130923 REV:
老い  ◇ケア  ◇居住/住居  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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