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『社会福祉を学ぶ(第2版)』

山田 美津子・稲葉 光彦 編 20130415 みらい,247p.

last update:20140612

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■山田 美津子・稲葉 光彦 編 20130415 『社会福祉を学ぶ(第2版)』,みらい,247p.  ISBN-13:9784860152901 \2000+税  [kinokuniya]

■内容

初めて社会福祉を学ぶ人に最適なテキスト。社会福祉の基礎教育として必要な内容を見極め、できる限り幅広い視野で社会福祉をとらえることができるように編集。 また、読者が身近な社会福祉の課題に関心をもち、知識を深めるための「自学自習のためのヒント」を章末に掲載し、主体的な学びへと導く。

■目次

第1章 社会福祉へのみちびき
1.私たちの生活と社会福祉
1 すべての人々を対象とした社会福祉へ
2 各国で展開されている社会福祉

2.社会福祉とは
1 社会福祉の前段階
2 社会福祉の概念

3.社会福祉と人権
1 人権を守るための宣言、条約と法規
2 人権の尊重と社会福祉の基本理念


第2章 社会福祉のあゆみ
1.イギリスの社会福祉のあゆみ
1 中世社会の慈善事業
2 救貧法の成立と展開
3 社会事業の成立
4 福祉国家と社会福祉
5 近年の福祉改革

2.スウェーデンの社会福祉の歴史
1 救貧法の成立と展開
2 救貧法から社会事業へ
3 社会福祉の成立と展開
4 福祉国家の成立

3.日本の社会福祉のあゆみ
1 古代
2 中世
3 近世
4 近代
5 現代 *老人医療費無料化までの経緯


第3章 変革期の社会福祉
1.少子高齢化の進展
1 少子化の進行
2 高齢化・長寿化
3 少子高齢社会の影響

2.社会福祉基礎構造改革 *社会福祉基礎構造改革/支援費制度/〜2002 
1 社会福祉改革の先駆け
2 社会福祉基礎構造改革とは何か
3 社会福祉基礎構造改革の理念
4 「措置」から「契約」へ
5 「利用者保護」と「サービスの質の向上」のための制度の創設


第4章 社会福祉のしくみ
1.社会福祉の法体系
1 社会福祉法制の概要
2 社会福祉法

2.社会福祉行政の実施体制
1 国の社会福祉行政
2 地方の社会福祉行政
3 社会福祉の民間団体

3.社会福祉施設の体系

4.社会福祉の財源
1 国の社会福祉財政
2 地方公共団体の社会福祉財政
3 民間資金
4 社会福祉施設の財源と利用者負担


第5章 生活保護 *生活保護
1.貧困・低所得者とは

2.公的扶助とは

3.生活保護制度のしくみ
1 生活保護の目的
2 生活保護の原理
3 生活保護の原則
4 保護の内容
5 保護の利用プロセス
6 保護基準

4.生活保護の動向
1 被保護者と被保護世帯
2 保護率

5.低所得者支援の概要
1 生活福祉資金貸付制度
2 ホームレスの自立支援

6.これからの生活保護


第6章 子どもと家庭の福祉
1.子ども家庭福祉の理念
1 子どもの立場を理解しよう
2 児童福祉から子ども家庭福祉へ

2.子ども家庭福祉の法律
1 児童福祉の法律
2 少子化対策と次世代育成支援対策へ
3 子どもの権利擁護など、そのほかの児童福祉関連法

3.子ども家庭福祉サービスとしくみ
1 子ども家庭福祉行政 *児童相談所
2 主な行政機関の役割
3 子ども家庭福祉の現状
4.これからの子ども家庭福祉


第7章 高齢者の福祉
1.高齢者の福祉とは

2.高齢者を取り巻く状況
1 高齢者をめぐる介護の状況
2 高齢者の生活状況

3.高齢者福祉の歴史
1 老人保健法制定まで
2 急速な高齢化と老人福祉

4.現在の高齢者福祉サービス
1 老人福祉法
2 権利擁護としての高齢者福祉
3 高齢者虐待防止法

5.介護保険 *介助・介護
1 介護保険のしくみ
2 保険給付
3 地域包括支援センターと地域支援事業

6.これからの高齢者福祉
1 所得保障
2 医療保障 *老い・2008/後期高齢者医療制度


第8章 障がいのある人の福祉 *障害学(Disability Studies)
1.「障がい」についての理解を深めよう

2.「障がい」とは何か――国際機能分類(ICF)

3.「障がい者」の定義
1 国際連合による障がい者の定義
2 日本の法律上の障がい児・者の定義
3 各障がいの定義

4.障がい児・者の現状
1 身体障がい児・者の現状
2 知的障がい児・者の現状
3 精神障がい者の現状

5.障がい児・者の基本理念
1 ノーマライゼーション(normalization)
2 インテグレーション(integration)
3 ソーシャル・インクルージョン(social inclusion)
4 自立生活思想
5 リハビリテーション
6 バリアフリーとユニバーサルデザイン

6.障がい児・者の歴史と日本における施策の展開
1 障がい児・者の歴史
2 日本における障がい児・者の法とサービス

7.これからの障がい児・者福祉
1 障がい児・者の課題
2 これからの障がい児・者福祉の視点


第9章 地域の福祉
1.地域の福祉とは
1 地域福祉の基本的な考え方
2 地域福祉の基本理念―ノーマライゼーション―

2.地域福祉の源流
1 地域福祉の発展過程
2 地域福祉の展開

3.地域福祉の活動
1 地域福祉の目的
2 地域福祉の内容

4.地域福祉計画と地域福祉活動計画
1 地域福祉計画
2 地域福祉活動計画

5.地域福祉を推進する機関・団体・組織と担い手
1 地域福祉を推進する機関・団体・組織
2 地域福祉を推進する担い手
6.これからの地域福祉


第10章 社会福祉の担い手
1.社会福祉の従事者に求められる資質とは
1 社会福祉の職場と従事者の現状
2 対人援助を行ううえで大切なこと
3 社会福祉従事者としての資質

2.社会福祉の職種
1 社会福祉施設の職種
2 社会福祉行政機関の職種と任用資格
3 非専門的マンパワー

3.社会福祉専門職の資格制度
1 資格の法定化
2 社会福祉に関する主な資格

4.社会福祉専門職の倫理
1 社会福祉専門職の倫理
2 各種職能団体の倫理綱領

5.関連分野の専門職との連携
1 関連分野との連携
2 医療分野の専門職との連携

6.これからの社会福祉従事者
1 社会福祉の専門職とは何か
2 社会福祉専門職の課題


第11章 社会福祉とソーシャルワーク
1.ソーシャルワークとは
1 社会福祉援助とソーシャルワーク
2 ソーシャルワークの定義
3 社会福祉援助活動の目的

2.ソーシャルワークの成り立ち―ケースワークを中心として―
1 慈善組織協会とソーシャル・ケースワークの誕生
2 慈善組織協会の活動とソーシャルワークの発展
3 ソーシャルワークの専門職化
4 ソーシャル・ケースワークをめぐる論争

3.ソーシャルワークの方法
1 ソーシャルワークの体系
2 ソーシャル・ケースワーク
3 ソーシャル・グループワーク
4 コミュニティワーク

4.ソーシャルワークの手段
1 コミュニケーションの技法
2 面接の技法

5.これからのソーシャルワーク
1 ソーシャルワークの専門性
2 現代の社会福祉活動と専門職の役割
3 ソーシャルワーカーへの期待


第12章 現代社会と社会保障
1.私たちの暮らしと社会保障

2.わが国の社会保障制度
1 社会保障制度の歴史
2 社会保障の体系
3 社会保障の定義と目的
4 社会保障の機能

3.年金制度のしくみ *年金
1 国民年金
2 老齢基礎年金
3 障害基礎年金
4 遺族基礎年金

4.雇用保険
1 雇用年金の歴史
2 失業等給付の概要

5.労働者災害補償保険
1 労働者災害補償保険の目的
2 適用事業と適用労働者
3 保険者と保険料

6.医療保険
1 健康保険
2 国民健康保険

7.これからの社会保障

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:北村 健太郎
UP: 20140612 REV:
障害学(Disability Studies)  ◇生活保護  ◇介助・介護  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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