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『自立を混乱させるのは誰か――障害者の「自立」と自立支援』

愼 英弘 20130310 生活書院,177p.

last update:20141104

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■愼 英弘 20130310 『自立を混乱させるのは誰か――障害者の「自立」と自立支援』,生活書院,177p. ISBN-10:4865000046 ISBN-13:978-4865000047 2200+ [amazon][kinokuniya] ※ d03r. d00b. v01

■内容

さまざまな意味で使用されている「自立」の概念を整理し自立の構造を明らかにするとともに、自立支援とはどのような自立に対してどのような支援をすることなのかを探る。

■著者紹介

愼英弘[シンヨンホン] 1947年東京にて出生。在日朝鮮人2世。1975年龍谷大学経済学部卒業、経済学士。1977年大阪市立大学大学院生活科学研究科前期博士課程修了、家政学修士。1983年大阪市立大学大学院生活科学研究科後期博士課程修了、学術博士。1997年花園大学社会福祉学部助教授、2002年教授を経て2003年四天王寺大学大学院人文社会学研究科教授、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

第1章 障害者の自立とは何か
 第1節 「自立」はどのように使われてきたか
 第2節 自立に対するさまざまな見解
 第3節 社会的自己と自立生活
 第4節 伝統的な自立概念
 第5節 自立支援とは
第2章 自立の構造と自立支援
 第1節 問題の所在
 第2節 自己決定と自立の種類とその支援
 第3節 生活スタイルとしての自律
 第4節 自立の構造
第3章 障害者権利条約と自立支援
 第1章 障害者権利条約の締結と条約の特徴
 第2節 条約の一般的な規定
 第3節 個別の権利
 第4節 条約実施上の義務
第4章 自立支援体制の鳴動
 第1節 新たなる障害者福祉関係法制定への動きと後退
 第2節 障害者自立支援法改正案の内容
 第3節 視覚障害者福祉充実のためのサービス
 第4節 「応益負担廃止」は障害者の一致した意見ではない
終章 「障害」の表記は漢字か仮名か
 第1節 「障害」の表記の変更を求める働き
 第2節 漢字が良いのか仮名が良いのか

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:安田 智博
UP: 20141104 REV: 20141104
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