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『人類と感染症の歴史――未知なる恐怖を超えて』

加藤 茂孝(かとう・しげたか) 20130330 丸善出版,185p.

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last update: 20190509

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■加藤 茂孝(かとう・しげたか) 20130330 『人類と感染症の歴史――未知なる恐怖を超えて』,丸善出版,185p.ISBN-10: 4621086359 ISBN-13: 978-4621086353 2200+ [amazon][kinokuniya] ※ h01

■内容

amazonより

 有史以来,人類は感染症に怯え,死と闘ってきた。
 今日,人は病原性微生物,得体の知れないものへの怯えから解放されたと錯覚する。
 本書は,人類の歴史における悲惨な感染症の今日的視点・影響と科学・医学の進歩によってそれを減少化・克服してきた歴史,現在から将来への課題を鋭く提言する。
 また微生物の歴史での著名人の通説を今日的視点で問い直し,
 本当にそうであったのか,また作られた伝記を当時交資料と証言により解き明かし、歴史物語に終らぬ,現在も続くわが国のワクチン行政の課題を浮き彫りにする。

 栄研化学モダンメディア2009年1-12月連載を基に加筆再構成


内容(「BOOK」データベースより)
 なぜ、感染症は絶えないのか?なぜ新たな感染症が出現してくるのか?人類はどのように感染症と戦って生き延びてきたのか?科学はこの見えないものへの怯えをいかに減らしてきたか?そして、我々は、どこへ行くのか?。

■目次

 1章「人は得体の知れないものに怯える」
 2章「天然痘の根絶――人類初の勝利」-ラムセス5 世からアリ・マオ・マーランまで
 3章「ペスト」――中世ヨーロッパを揺るがせた大災禍
 4章「ポリオ」――ルーズベルトはポリオではなかった?
 5章「結核」――化石人骨から国民病、そして未だに
 6章「麻疹(はしか)」――天然痘と並ぶ2 大感染症だった
 7章「風疹」――母子感染による難聴の野球選手
 8章「インフルエンザ」――人類に最後まで残る厄介な感染症
 9章「ウエストナイルウイルス」――アレキサンダー大王の死因?
10章「ネットワークで感染症に備える」――今日りんごの木を植えよう

■引用



■書評・紹介



■言及





*作成:岩ア 弘泰
UP: 20190509 REV:
医学史・医療史  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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